夏になると涼やかな水草のボトルアクアリウムを作ってるまあくんです。ボトルアクアというと専用の道具が必要だったり、水草の植え付けやメンテが難しいんじゃないかと思っちゃいますが、初心者でも5分でできる超簡単かつおしゃれなボトルアクアの作り方があるので紹介します!
初心者でも5分で簡単にできる水草のボトルアクアリウム
じゃん!こちらが夏になると毎年作ってる水草だけのボトルアクアリウムです。
とっても涼やかでおしゃれでしょ♪
水草のボトルアクアリウムっていうと、こんなのを想像して、
高価な専用の道具がいるんじゃないかとか、
水草の品種や植え付け方の知識がいるんじゃないかなとか、
水質は?魚は?っていうかメンテナンスが大変なんじゃないの?
なんて感じで専門の知識や手間がかかるんじゃないかって心配になっちゃいますよね。
でもこの水草アクアリウムなら、専用の道具はいりませんし、水草やアクアリウムの知識も不要なんです!
誰でも手に入れられる道具だけで、しかも5分という短時間で超簡単におしゃれな水草のボトルアクアリウムが出来ちゃうんですよ。
もちろん初心者でも大丈夫です。作り方を真似するだけでOKです。
僕は休日出勤が当たり前で朝早くから夜遅くまで仕事をしてたりするので、プライベートな時間はほとんどなかったりするんですが、この水草ボトルアクアならメンテナンスも超簡単なので、夏になると毎年のようにボトルアクアリウムを作って涼やかな雰囲気を楽しんでます。
水草のボトルアクアリウムに必要な道具
というわけで、初心者でも超簡単に5分でできる水草のボトルアクアリウムの作り方を解説します!
まずは用意する道具を紹介します。必要なアイテムはずばり!この3つです!
透明度の高いガラスのボトル
なんといっても重要なのがガラスのボトルです。
選ぶポイントは縦長で円筒型の形状のものを選ぶということと、薄くて透明度の高いガラスのものを選ぶということです。
縦長で円筒形の形状のものを選ぶ理由は今回使う水草が最も美しく見える形状だからです。
そして、薄くて透明度が高いガラスのボトルを選ぶのも水草が美しく見えるようにするためです。
というのも、分厚い透明度の低いガラスのボトルだと、水草が歪んで見えたり、ぼやけて綺麗に見えなくなっちゃいます。
特に100円均一なんかでよく販売されている気泡が入ってる分厚いガラスのものは水草が全然綺麗に見えないので、絶対やめときましょう。
ちなみに今回僕が使ったのはニトリのキャニスターで、パスタなんかを保存するためのものですが、ガラスが薄くて透明度が高く、1000円以下なのでおすすめです。
もしニトリが近くにないとか、取り扱いがなくなっている場合はこちらのボトルを使ってもいいと思います。
キャニスター 保存容器 アカシア 耐熱ガラスキャニスター (L) 1300ml
アクアリウム用の石
ふたつめはアクアリウムや水槽用の石です。
っていうか、石は何でもOKです!(笑)
水草が浮いてしまわないように根元を押さえるだけのものなので、河原で拾ったものでもいいですし、庭に落ちている石でも構いません。
サイズは5cm前後のものを選ぶと水草をしっかりおさえられて、見た目のバランスも良くなると思います。
そうそう、色が結構重要で、出来ればライトグレー系のものにすると涼やかに見せることが出来ます。
欲しいサイズや色の石を集めるのって意外と難しかったり時間がかかったりするんですが、近くに河原なんかないよって方は通販でも簡単に入手できますよ。
私はこの石を使いました。ボトルアクアを作るのにちょうどいいサイズの石が必要な量だけ購入できるので便利です。
水草(マツモ)
最後は主役の水草です。
これはマツモという水草を用意してください。いわゆる日本古来から金魚鉢やメダカの水鉢なんかに入れられている超ド定番の水草です(笑)。
だけど、これが一番丈夫で綺麗な状態を維持することが出来ます。
アクアリウムショップなんかに行くと、色鮮やかで面白い形をした様々な水草が販売されていますが、こういった水草は海外のものが多く、水質や植え付ける土、温度や日射、水流等、様々な条件をそろえてあげないと維持できません。
専用の照明やヒーター、二酸化炭素供給システムが必要になるので、避けましょう。
マツモなら日本の気候に馴染んでいるので、ガラスボトルに入れるだけでも元気に育ってくれます。高価な道具もいらないので、超簡単に綺麗な水草を楽しめますよ。
マツモはアクアリウムショップだけでなく、ホームセンターでもたいてい販売されていて、数本300円くらいでどこでも気軽に入手することが出来ます。
5分で簡単に水草のボトルアクアを作る手順
道具がそろったら水草のボトルアクアリウムを作ってみましょう。
水草の長さをボトルの高さに合わせる
ガラスボトルのサイズに合わせて水草の長さを調整します。目安はボトルの底からてっぺんまで届く長さです。これくらいにしておくと、根元を石で抑えるとちょうどいいくらいの長さになります。
水草が長すぎる場合はちょん切っちゃいましょう。
水草の長さを調整できたら、今度は水草の根元に石を載せておさえます。
水草がボトルの底に落ちてしまわないようにしながら石をボトルの根元に置きます。
写真は水草を立てつつ石を下に置くという超絶テクニックで対応していますが、ボトルを横にしてやると簡単にできますよ。
こんな感じで水草の根元部分をおさえられたらOKです。
石を置く理由は、水を入れると水草は浮いてしまうからです。
この時のポイントは本当にそこから水草が生えているかのような状態で見得るようにすることです。
続いて2コ目、3コ目、と石を根元に積み上げていきます。入れる石の数は自由ですが、基本的にボトルの底が見えなくなるくらいの量をいれればOKです。
石を入れ終わったらこんな感じになります。写真では水草が生えてるように見えるかチェックしてますが、水草がちょっと長めだったかな?
水草がボトルの上端から2~3cm下までに納まるようにしましょう。
ちなみにこの方法のいいところは、失敗したらいつでも簡単にやり直せることです。
水草の高さが失敗だと感じたら、石をだして根元を押さえる時の量を調整するとか、さらに水草を短くちょん切ればOKです。
植え付けるわけじゃないので、簡単に何度でもやり直しができるのがいいとこなんです。
僕の場合はこの段階で、
もう少しボリューム出したいから水草を1本ふやそっかな?とか
水草の長さを調整しよっと
みたいな感じで、よく石の入れ直しをやっています。
ボトルに静かに水を注ぐ
石で水草を押さえたら仕上げに水を注ぎます。
使う水はカルキを抜いた水がいいといわれていますが、マツモは強いので私は普通の水道水を使っています。
というのも、カルキを抜いた水だと藻が生えたりしやすくなるからです。
水道水なら少し塩素が残っているので藻が生えたり水が傷むのを防いでくれます。
マツモはとっても丈夫なので水道水の塩素くらいではびくともしないので心配しなくてもOKです。
この時のポイントはとにかく静かに優しく注ぐことです。
乱暴にダバダバと水を灌ぐと水草が浮いてきちゃったりちぎれたりするので、そ~っと注いであげましょう。
ボトルの上端から1cmくらいのところまで水を注いだら、はい!水草の涼やかなアクアリウムボトルの完成です!
ほんとに超簡単でしょ(笑)。
しかも5分で作ったとは思えないくらいおしゃれで涼やかな仕上がりです。
水草が光を受けてキラキラ輝いて見えますね。
お部屋の雰囲気が一気に夏の納涼な感じになりました。
ボトルアクアリウムは明かる窓際に置くといいよ
完成したボトルアクアリウムは、直射日光の当たらない窓際の明るいところにおいてあげてください。
そうすると枯れたりよわったりすることなく長持ちします。
それからボトルの背面から光が当たるところに置くと、水草や水面がキラキラ輝いて綺麗に見えるようになるのでおすすめです。
どこに置いたらどんなふうに見えるのかを試してみるのもとっても楽しいですよ♪
水草のボトルアクアリウムを作ってみよう
というわけで、道具を用意したらあとは水草をいれて石で抑えて水を注区だけという3ステップ5分の超簡単な作業でできちゃう水草のボトルアクアリウムですが、作ってみると予想以上におしゃれで涼やかな夏のインテリアになってくれます。
来客時を迎えるときに作るのもいいと思いますし、自分の癒しとして作るのにもぴったりなので、是非一度試してみてください。
つくること自体もとっても楽しいので、きっと楽しくて涼やかな夏を過ごすことが出来ると思いますよ♪
役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報
アクアリウムボトルに照明をつけると、夜も綺麗に輝く水草を楽しむことができます。
日当たりが良くないところでも水草がしっかり生育したり長持ちしてくれるので、検討してみてくださいね。
価格が安くて水草が綺麗に見え、コンパクトでおしゃれと言われている定番の照明はこちらなんですが、実際にこの照明で水草いっぱいの大型ボトルアクアリウムも育ててみたら、すっごく綺麗になったのでお勧めです♪
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