" />

土を使わない簡単スポンジ水耕栽培で綺麗でおいしい野菜が収穫できました♪

フリルレタスの水耕栽培

水を貯める機能のあるプランターとグローキューブというスポンジ培地を使って野菜の新しい水耕栽培にチャレンジしてみたまあくんです。果たして土を使わないで誰でも簡単にできる水耕栽培の方法は見つかったのでしょうか?今回は気になる野菜の生育結果や新しい水耕栽培のメリットをご紹介!
[toc]

土を使わない新しい栽培方法にチャレンジ!

こちらが今回試してみた新しい水耕栽培の様子です。
なにが新しいかというと、水をためる機能があるおしゃれなプランターグローキューブというロックウールでできたキューブ状(サイコロ状)の培地を使い、インテリアバーグというチップを使って藻の発生を抑えてるのがポイントです。野菜は種から育てた水菜とフリルレタスで、苗まで成長した段階の写真です。

新しい水耕栽培の種蒔きからここまでの記事はこちら!
[clink url=”https://xn--l8j0a5jld.com/new-sponge-hydroponic-culture/”]

こんなに立派で綺麗な野菜ができました~♪

いきなり結果報告ですが、こんなに綺麗で立派な野菜が栽培できちゃいました~♪
穏やかに差し込む朝日に、野菜がしっとりキラキラと光って見えます。

期待以上のいいできに、思わずバルコニーで

「すごいでしょ~♪」

「うん、スゴ~い!!」

と一人芝居をしたり、先週紹介した賢いAIスマートスピーカーのgoogle home miniに向かって

「ねえ、グーグル!すっごい綺麗な野菜ができちゃったよ~♪」

と話しかけちゃいました。

ちなみにグーグルホームミニくんの反応は「すみません。お役に立てそうにありません。もっと勉強して改善します。」でしたが、そんなの全然気にならないくらい嬉しいな~(笑)。

今回のチャレンジは、水を貯められるプランターはうまくいく確信があったのですが、グローキューブというロックウールのスポンジ培地がどんな効果があるか未知数で、正直ここまでうまくいくとは思ってなかったので嬉しさ倍増です♪

といっても、すべてがうまくいったわけじゃなくて、途中「失敗したんじゃないか」と冷や汗をかくこともあったんですよ。

栽培途中にはこんなこともあったよ

例えばこんな状態。水菜がぐったりとしなびちゃってます。
水切れやっちゃったかな!?ってビックリして培養液の水位をチェックしてみても、きちんと水は満たされてましたし、病気の様子もない。。。

う~ん、培地との相性がよくなかったのかな~?
スポンジが水を吸い過ぎて空気が不足して根がいたんじゃったのかなかな~?
なんていろいろ考えても答えが見つからず、困ったことがありました。

ところが夕方になると、何にもしてないのに水菜はこんなに元気になってました。

えええっ!な、なんで元気になったの?どしたの?
と聞いても水菜くんは答えてくれませんでしたが、どうやら9月の暑い気温と日差しでぐったりしてただけみたいで、次の日も昼間はぐったり。陽が暮れかけて直射日光が当たらなくなると元気になってて、これを繰り返してるみたいでした。水菜は何度も栽培してますが、早めに植え付けて残暑にやられたのが初めてだったこともあり、ビックリ&うろたえちゃいましたが全く問題なかったみたいです(笑)。

それからプリーツレタスの方はいつも栽培してる時の感覚からすると、今回はちょっと成長が遅めだな~なんて思ってたんですが、こちらも10月に雨が続いたことによる日照不足が原因だったみたいです。晴れの日が続くようになるとぐんぐん成長してくれました。

それでもこんなに綺麗で立派な野菜ができたよ♪

そんなこんなで、ぐったりする水菜や発育の遅いプリーツレタスを見守りつつ育ててきたわけですが、最終的にはこんなに元気で立派な野菜ができました。
おいしそうだし、なんだか艶やかな緑がとっても美しくて感動ものです。
一生懸命手をかけて育てたもんな~・・・

んっ?

よく考えたら、毎朝バルコニーにでて生育の様子を見てはいましたが、水やり(培養液の追加)を週に1回くらいのペースでやっただけで、ほかには何の作業もしてないんでした(笑)。

な、なんてお手軽なんでしょう!
ほんとに手間なしでこんなに綺麗でおしゃれに野菜作りができるなんて、ほんとにすごい栽培方法を発見しちゃったのかもしれません♪

貯水式プランターとロックウール培地を使った新しい水耕栽培の特長

これはこの栽培方法をしっかりと記録してみんなにも教えてあげなければ!
というわけで、今回チャレンジした新しい水耕栽培の特長をおさらいしておきます。畑やプランターの土で栽培する普通の栽培方法やいままでやってた水耕栽培の方法と比較してなにが違うのかを中心にまとめてみます。

野菜が元気にすくすく育つ

まず紹介したい特長は野菜がばっちり元気に育ってくれることです!
ごく普通のスポンジと違って吸水力や保水力が高いロックウールをキューブ状にすることで酸素も供給されて土と同じような根が広がりやすい状況が野菜の生育にとってもいいみたいですね。

ちなみにこちらは同じ日に種まきをして育てたプリーツレタスですが、ちょっぴり葉の先っちょが黒くなってきてます。培養液や肥料、日照時間なんかは全く同じなので、おそらく培地の効果だと思います。

ロックウールのキューブの保水性と通気性

写真が今回使ったグローキューブというロックウールでできたキューブ状のスポンジ培地です。このキューブの保水性や通気性が野菜の成長にピッタリだったんでしょうね。
しかも貯水式のプランターとの相性もいいみたいで、底の貯水槽から不織布の帯で水が吸い上げられ、グローキューブの下の方から上の方まで毛細管現象で水を吸い上げてくれて、野菜にとって調度良い状態をつくりだせているみたいです。

普通の水耕栽培用スポンジだと、ここまで吸水性や保湿性がないので、乾いちゃったり逆に培養液を浸し過ぎて酸素が不足したりして根を傷めてしまうことを考えると、かなりの優れものの様です。

グローキューブだと野菜の根の成長がすごい

ちなみにこちらが今回の新しい栽培方法の根の様子です。グローキューブの培地の部分を通り越して培養液の槽部分まで根が張り出してきてて、こんなに大きく根が広がっています。根も白くて綺麗~。

上の写真はいつもの水耕栽培の方法を使って育てた水菜の根の様子ですが、ひょろひょろと白い根が伸びてるくらいで、さっきのに比べるとまだまだってかんじですよね。

プリーツレタスの方もこんな感じで、根が伸びてはいますが、大きく広がるにはまだまだ時間がかかりそうです。

どちらも同じ日に種まきして同じ日照時間だったので、こんなに違いがでたのは正直驚きです。野菜を大きく立派に育てる秘訣は根を大きく育てることなので、新しい栽培は野菜の栽培にかなり向いてる栽培方法と言えそうです。

土がないから手間いらずで野菜が綺麗

そしてこの方法でとってもよかったのがインテリアバーグのチップを培地の表面に敷き詰めた事。直射日光が水を含んだグローキューブに当たるのを防いでくれるおかげで、藻が生えたりすることもなくていつも清潔な状態で野菜を育てることができました。

しかも、土を使わないので、野菜が汚れることもなくていつもピカピカの状態で栽培できるんです。上の写真をみると野菜の根元部分がとっても綺麗でしょ。

 

それに対して土で栽培するときや魔法の土(ヤシの繊維)を使って育てた場合は上の写真の様に野菜に土などが着いちゃいますし、足もとの下葉が枯れて落ちちゃったりするんです。もちろんこれは綺麗に掃除してあげれば問題ありませんが、こういった手間がかからないのも今回の方法のいいところです。

それにしても、土や魔法の土だと下葉が枯れて落ちてくるのに、今回の栽培方法はほとんど下葉が落ちることなく成長したのも不思議だな~。誰か詳しい方がいらっしゃったら教えてください(笑)。

培養液水やりは週に1回でOKで培養液の水位の管理がとっても簡単

それから手間を大幅に軽減してくれたのが、こちらの貯水式プランター。いつもやってる水耕栽培に比べて、培養液を貯水する部分の容量が大きく、1週間くらいに一度培養液を補充するだけでOKなんです。しかも不織布の帯が培養液を必要なだけ培地に供給してくれる仕組みなので、水位を細かく調整する必要がなくてとっても楽々です。

いつもやってる水耕栽培だと、培地の底、もしくは半分くらいが培養液に浸かるようにして、水と酸素がバランスよく供給されるようにするんですが、そういった細かい調整が不要なのは失敗を防ぐという意味でもとってもすごい効果です。これなら数日間旅行にいったり、出張したりと家を空けても安心ですね。

藻に強くて病気や虫にもやられにくい

それから培地の上に敷き込んだインテリアバーグのおかげで、表土は乾いてても培地の中は適度に湿ってるという環境を実現することができました。この環境は藻が生えにくいというだけでなく、虫も発生しにくいですし、病気にもやられにくいみたいで、農薬いらずで収穫まで育てることができました。インテリアバーグは木の樹皮を感応させたチップなんですが、100円均一ショップでも購入できるので、気軽に活用できるのがうれしいですね。

さらにインテリアバーグには株を支える役目もあります。野菜を育てていると、株が浮いた状態というか、風なんかで倒れやすい状態になることがありますが、そこにインテリアバーグを敷き詰めたことで、株の足元が固定され、株がしっかり安定した状態になるという効果までありました。

家庭菜園向けの水耕栽培の方法としては一番おすすめ

というわけで、たまたまおもしろそうなプランターと培地を発見したのがきっかけで試してみた貯水式プランターとロックウール製のキューブ培地を利用した新しい水耕栽培の方法ですが、結果は予想以上の大成功!
誰でも手軽に、そしておしゃれに野菜を育てられるすっごくいい方法を発見しちゃいました♪

私が数年前からいろいろ試してる水耕栽培の方法の中でも一番おすすめだと思える方法なので、もし「野菜をマンションのベランダや自宅のテラスなんかで育ててみたいな~」、なんて思ってる方がいらっしゃったら是非試してみてください。きっとおしゃれで綺麗な野菜の栽培を楽しめると思いますよ♪

は~、早くも来年の春が待ち遠しくなってきました。
今度はかわいいトマトやベビーリーフなんかもこのプランター&ロックウールのキューブを使って育ててみたいな~♪

役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!

簡単スポンジ水耕栽培に便利な道具

今回とっても楽しく野菜を育てられた水耕栽培の道具について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてくださいね。
[clink url=”https://xn--l8j0a5jld.com/hydroponics-tools-recommended/”]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です