ベランダでいろんな野菜を育ててるまあくんです。野菜が元気に大きく育つのは嬉しい事ですが、育ちすぎてジャングルみたいになっちゃうのも困りもの。そこで今年は大きくなりやすいトマトをコンパクトに育てよう!と思って土を使わないスポンジ水耕栽培でトマトの『コンパクト仕立て』に奮闘してみたのでご紹介!
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狭いベランダでもいろんな野菜を育てたい
春になるとベランダ菜園でいろんな野菜の種まきをしてるんですが、欲張ってたくさん種まきをしすぎちゃう私。いつも最後はジャングルのよう生い茂って大変なことになってたりします(笑)。
そこで、今年は上品かつおしゃれに、いつもより『コンパクト育てる』を目標にトマトを育ててみたいと思います!
トマトの種まきの時の様子はこちら!
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トマトの苗の間引き
種まき後数回の間引きを経て、トマトらしい形の葉っぱを広げるようになった4月23日。このプランターで育てるにはちょっと数が多いので3株くらいになるように最終間引きをします。といってもすでに厳選されて元気に育ってる株ばかりなので、どれを間引くか迷っちゃうな~。
まだ根がそんなに広がってないので、引っ張るだけで簡単に抜けるんですが、迷ってたら15分くらいかかっちゃいまいた。
でもってこちらが最終間引きをした後の状態。「3株にする」といいつつ、かわいい苗をできるだけ残したくて、4株残しちゃいました(笑)。
暖かい日差しの中で育っていくトマトの苗
1週間後の4月30日。間引き後の苗は暖かい日差しを受けてぐんぐん成長。茎も太くなり、丈夫で元気な苗に育ってくれてます。
5日後の5月5日。中央の2本がぐんぐん伸びてきました。コンパクトに仕立てたいんだけどぐんぐん伸びるトマト。どうしよっかな~。
花のつぼみが付き始める
と迷ってるうちにトマトの花のつぼみが付きました!5月8日なので種まきからまだ1カ月ちょっとしかたってないんですが、早いですね~。この高さで結実してくれたらコンパクトに栽培できるかもしれません。
まっすぐ伸びるとは限らないトマトの株
と喜んでたら、横に伸びちゃった子がいます!
日差しを求めて自由に伸びていくのは当たり前なので、このまま自由奔放に育ててあげたいところですが、このまま放置しておくとコンパクトに育てるどころかプランターが倒れたりするかもしれないので、心を鬼にして間引いちゃいました。
ふふふっ!これで予定通り3株になったのだ!(っていうか偶然です。笑)
脇芽をかき取る
5月半ばくらいになると、葉と茎の付け根からこんな脇芽がたくさん出てきます。ほっておくと栄養が分散してトマトの生育が悪くなるので、主枝以外は掻きとってしまうのがいいそうです。ちっこい芽がかわいいので、ちょっと心が痛みますが、コンパクト仕立てにしておいしいトマトを収穫するために全部とっちゃいました。
脇芽をとった後の状態はこんな感じです。わき枝なしですっきりした主枝がまっすぐに伸びていってますね。
強風に襲われるトマト
天気が不安定だった5月18日。あまりに風が強いのでベランダの床に一時避難させました。こういう時にプランターでコンパクトに育ててると自由に移動できるのでとっても便利ですね。しかも土を使ってないスポンジ水耕栽培なので、片手で移動することができちゃいました♪
雨が続いても成長が止まらないトマト
そして雨や曇天が続いて成長が心配になってきた5月末。写真は5月28日の様子ですが、天気が悪い日が続いた割にはしっかりの太い茎や濃い緑をした丈夫な状態で育ってくれました。
ひょろひょろになるんじゃないかと心配だったんですが、我が家のトマトはこれくらいのことではへこたれないみたいです。
トマトの根もめちゃくちゃ成長してる!
茎や葉が大きく育ったので、根っこの方はどうかな~と思って栽培トレーを持ち上げてみると、こんなにびっしりと根が張ってました~!
水耕栽培では根の張り具合がトマトの成長に大きく影響するんですが、白くて太い根がこんだけいっぱい広がってたらおいしいトマトが期待できそうです♪
それにしても藻や汚れもなくて、真っ白で綺麗な根っこですね。
脇芽を取り続ながらちょっと剪定
トマトの栽培でやる作業といえば、水やり(培養液の補充)だけなんですが、忘れちゃいけないのがこの脇芽取りです。ほんとに驚くほどたくさん、そして頻繁に脇芽がにょきにょきと出てきて、油断するとあっという間に主枝かと思うような大きさになってたりするので、マメに脇芽をかきとりました。それからあまりにも徒長(ひょろひょろと長くのびてる)茎ははさみで先っちょをちょん切っておきました。
トマトをコンパクトに育てるにはどうする?
そして梅雨も本番に入った6月2日。一部摘心をしたトマトはこんなにコンパクトに育ちました~。
って、全然コンパクトじゃないじゃん!!!
ううっ、成長を楽しみながら栽培してたらこんなにでっかくなっちゃいました。。。
これじゃあいつも通りのでっかいトマトの株です(笑)。
というのも、トマトをコンパクトに育てるためには成長していく株の先っちょを摘心(ちょん切る)すればいいんですが、株の先っちょ付近にはこんな風に花が咲いていくんです。花が咲くということはそこに実がなるということ。実がなる部分をちょん切るわけにもいかず、どうしようか迷ってたら普通に大きく育っちゃったわけですね。
まあ育っちゃったもんは仕方ありません。自然に任せて育てればいいのさ!って開き直るいいかげんなポジティブな私。
バランスを崩して栽培容器ごと倒れちゃった!
ところが翌日ベランダに出てみるとトマトがこんなことに!
きゃ~っ!!!
と、トマトが倒れちゃってる!!!
栽培容器の水が減って軽くなったところに風が吹いて栽培容器ごと倒れちゃいました(>_<)
運よく倒れただけで済んでますが、下手をすればベランダから地上へ真っ逆さまなんて恐ろしいことになるとこでした。
こ、これはマジでなんとかせねば!
トマトを折り曲げてコンパクトに仕立てる
おしりに火が付いた私は、何かいい方法がないかと本屋さんでトマト栽培について読み漁ることに。そしたら意外な方法を発見しました!
なんとトマトは支柱をたてて大きく育てる以外に、茎を途中からへの字型に折り曲げてコンパクトに仕立てる方法があるとのこと。トマトは茎を折り曲げてもきちんと大きな実をつけるそうです。
そんなことができるのか~、と目からうろこの情報をゲットしたので早速試してみることに。
トマトの茎をこうやってそ~っと曲げて・・・
トマトの茎が折れるんじゃないかとドキドキしながら茎を曲げていくと。意外と素直に曲がってくれました。もちろん曲げてもすぐに「ピンッ!」って元に戻っちゃう枝もいっぱいありましたが、ほかの株の茎に引っ掛けたり、葉を絡ませたりして工夫したら曲がった状態をキープすることができました。
伸びてきてた3本の主枝を全部途中から折り曲げてあげるとこんな感じに仕立てられました。ちょっと不思議な形になって、葉の密度も上がった様な気もしますが、たぶん大丈夫(な気がします。)。
茎を曲げる作業に慣れてきたこともあり、もう少しコンパクトにしたほうがいいかな~なんて茎をいじってたら、ペキッという音と嫌な感触が手に伝わってきました。
ま、まさか・・・
と思って音がしたほうを見てみると・・・
折れてるじゃん!!!
や、やっちまいました。。。
しかも一番元気に育ってた太い茎が・・・(涙)。
トマトくんごめーん。と謝っても折れた茎はもとに戻りません。
み、皆さん。トマトの枝を曲げるときはくれぐれも慎重にしましょう。私のように調子に乗ってると悲しいことになってしまいます。太くて丈夫そうな茎ほど折れやすいみたいなのでそっと優しく曲げてあげましょうね。
かわいいトマトの実が結実し始めた
とんでもない失敗をして反省モードに入ってから2週間たった6月15日。曇天が続いてるにも関わらず、トマトの株は茎が折れた事を忘れさせるぐらいの勢いで元気に成長し、こんなにかわいい実をつけてくれました~♪
とっても小さくてまだ緑色の状態ですが、ぷっくり&ツヤツヤとした様子がかわいくてたまりません。
花もどんどん咲いているので、これからたくさんの実をつけてくれるといいな~なんて期待しながらニヤニヤするまあくんなのでした。
後編につづくよ。
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
トマト栽培中の培養液の管理法
水耕栽培でよく質問をいただくのが、水やりの頻度や量、培養液の管理の仕方です。
発芽後のトマトの生育期の水やり(培養液)は培養液がこれくらいに減ったら補充するのが目安です。
補充後はこれくらいになるまで培養液を補充します。
完全に根が乾いてしまう状態はNGですし、逆に培養液を入れすぎて根が常に水につかっている状態になると腐ってしまうので、写真のように根が空気にも触れるスペースがあるくらいがちょうどいいんです。
培養液補充の頻度は
- プランター内の野菜の株の数
- 野菜の成長具合
- 天気や気温
によって変わるんですが、基本的な目安としては
- 苗の時期(4月)は週に1回
- 株が大きくなってきたら(5~6月)は毎朝1回
- 大きく生い茂って実がなるころ(7月)は朝晩1回づつ
くらいが目安になると思います。
目安を参考に培養液を入れているトレーの水量を確認して最適な水やりをしてあげてくださいね♪
コメント
コメント一覧 (2件)
minnieさんこんばんは〜。
いっぱい育てて楽しそうですねー(^^)
ピーマンやナスは摘心して高さを低く抑えればなんとかなると思いますが、きゅうりはツルので伸びてくので、別にネットとかをかける支柱を用意したほうがいいと思いますよ。
うちは南向きのバルコニーなので朝からお日様いっぱいなんですけど、西側のビルのせいか、夏だと15時以降は直射日光は当たってない感じです(*´∇`*)
真夏は直射日光が栽培容器に当たると培養液の温度が上がって根が痛んじゃうので、葉っぱにだけ光が当たるくらいのところに置いとくとうまくいきますよ(๑>◡<๑)
トマト、キュウリ、ピーマン、ナスをまあくん式最新型水耕栽培セットで種蒔きして育って来ましたがこのプランターでトマト以外でも支柱立てずにコンパクト栽培可能でしょうか?
まあくんさんのバルコニーの日照時間は夏場何時間位でしょうか?
よろしくお願い致します。