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水耕栽培キットMUSCOでトマトを栽培!元気に育てるコツは日差しと水位!

茎も太く成長したトマト

水耕栽培キットMUSCOでトマトを栽培中のまあくんです。甘くておいしいトマトをいっぱい収穫できちゃうおすすめの栽培キットらしいので、期待に胸を膨らませつつ育ててます。今回はかわいい発芽や迷いまくりの間引き作業の様子、そしてトマトを元気に成長させるポイントをご紹介!

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CONTENTS

水耕栽培キットのトマトが発芽

おいしいトマトがいっぱい収穫できると評判の水耕栽培キットie・naを使って栽培を始めてみました~。

【2020.04.01追記】

現在水耕栽培キットie・naは廃盤となり、ほぼ同機能のMUSCOが販売されています。この記事でie・naってでてくるところはMUSCOと読み替えてくださいね。

【追記終わり】

水耕栽培キットのセッティングと種まきの様子はこちら

種まきをしたのが4月2日。

今日は発芽してるかな~?

なんて思いながら毎朝チェックをしてますが、なかなか発芽する様子がありません。
むむ~、いったいどうなってるんだろう?

トマトの種の発芽

一週間たっても発芽する気配がぜ~んぜんしないので、スポンジの上の蓋を開けてみることに。
白い蓋をカパッとあけて、種まきしたスポンジの様子をみてみると・・・

トマトの種が発芽

おおっ!
なんかちっちゃいわっかみたいなのが出てる!

どうやら発芽して首を持ち上げたばかりみたいですね。
4月8日なのでちょうど種まきから1週間で発芽してくれました。

ほんとにちっちゃいから「大丈夫かな~」なんて心配をしつつそっと蓋をのせておきました。

発芽したトマトの双葉

そして翌朝。双葉が出てました~♪
ヤシの木みたいでかわいいですね~。
よ~くみると、向こう側にもうひとつ発芽しかけてる種があるみたいです。

さらに翌日の4月10日には双葉がふたつ栽培用の穴からのぞいてました。
どうやらうまく種まきできていたみたいで、無事にまいた種が全部発芽してくれたみたいです。

ポイントは栽培する場所と水位

発芽したトマトの双葉に元気がない

双葉がヘロヘロ

種まきから2週間たった4月15日。双葉が大きくなってはきたんですが、なんだか苗に元気がありません。

葉っぱがフニフニしてて、色もなんだか薄くてひ弱だし、どうしたのかな~。

心配しつつあたりの様子をみてみると・・・

日当たりが悪い場所に設置

全然日光が当たってないじゃん!

そうです。直射日光が当たってなかったんです。

我が家のベランダは南向きで日当たりがいいんですが、上階のベランダが日陰をつくってて直射日光が届いてません。
冬は奥の方まで届く日差しも、春から夏にかけては太陽高度が高いから奥まで届きにくいみたいですね。

いままで何年も野菜をそだててきましたが、いつも手摺の外側の部分で育ててたので、全然気づきませんでした。。。

とっても明るいんですが、直射日光の大事さを改めて学びました。
直射日光が当たらないと野菜はひ弱になりやすいので、これはすぐに対応せねば!

直射日光が当たるところに設置

日当たりがいいところに設置

早速ほかの野菜と同じお日様の光がしっかり当たるところに移動しました。

それにしても、土を使うプランターと違って簡単に移動できる水耕栽培にしといてよかった~。

これならきっと丈夫な苗に育ってくれるはずです。

根に酸素が届く水位にする

スポンジが湿りすぎてる

それからもうひとつ気づいたことが。

苗がヘロヘロしてて、色が黄色っぽいときは根に酸素が届いてないことが多いのを経験的にしてたので、スポンジ部分をみてみると、予想通り培養液に全部つかっちゃってました。

発芽するまでは種が乾燥するといけないので、水位を高めにしてスポンジが常に湿った状態にしておくのがいいんですが、発芽した後は根に水だけでなく酸素が十分にいきわたる様にする必要があります。

水位を2目盛り低く

水位を調整するパイプを2目盛り分押し込んで水位を少し低くしてあげました。

これで、スポンジが培養液から露出して、酸素も根に届きやすくなるはずです。

トマトの苗の間引きに悩む

本葉が元気に育ってきた

それから1週間たった4月22日、日当たりのいいところに移して水位を下げたのがよかったのか、トマトの苗は元気に育ち始め、本葉を広げて新しい新芽もいっぱい出てくるようになりました~。

ふふふっ!
我ながらいい判断だったな。
ちょっと誇らしくなってニヤケちゃいました。

どっちを間引くか迷いまくる

間引きをする時期

ところで数日前から迷ってるのが、どっちの苗を間引くかってこと。
苗も大きくなってきたので、間引いてひとつに絞らないといけないんですが、どっちもおんなじ様に元気に育ってくれてるので簡単には選べません。

極端に小さいとか成長がおかしいのがあれば簡単に選べるんだけど、どうしようかな~?
写真の様につまんでみたり戻してみたりを繰り返すこと二日。

大きくなってきたトマトの苗

迷ってるうちにどんどん大きくなっていくので、心を鬼にして片方を間引くことに。

つまんだら目をつぶって「ごめんよ~」と心のなかで叫びながら引っ張ってみると・・・

トマトの苗の間引き

根が長い!

いつの間にやらこんなに根が伸びてました!

引っ張るとするすると抜けていくんですが、なんだか「引き抜かないで~」って訴えられてる気がします。

ううっ、ご、ごめんよ~。

間引いた苗

ようやく引き抜いた苗の根をみてみたら、こんなに長く伸びてました。
短期間でこんなに伸びるなんて、水耕栽培ならではですね。

トマトの苗の根

残した方の苗も気になってスポンジが入ってるかごを持ち上げてみると、こんなに長くて白い根がたくさん出てました。

表面上は苗の育ち具合はほぼ同じでしたが、根はこっちの方が大きく育ってるのをみて「くじ運は結構いいみたい」って嬉しくなりました(笑)。

間引いた苗を植え付け

ちなみに間引いた苗は、なかなか発芽しないマイクロトマトのプランターに植え付けときました♪

だって元気に育ってくれてたし、かわいそうなんだもん(笑)。

間引くのがかわいそうでなかなか選べないっていう私のような方は種の蒔きすぎに注意ですね。

順調に育つトマトの苗

日差しを受けて輝くトマトの苗

種まきから1カ月たった5月3日。

トマトはこんなに元気に育ちました~。
トマトらしい形の葉を広げてお日様をいっぱい浴びてますが、ここまでの成長は結構ゆっくりだったような気がします。

で、ここからが成長の本番です。

特になにもしてないんですが、グングン成長し始めました。

ゴールデンウィークで遊びに行ってるうちに、こ~んなに大きく育ち、1.5倍くらいの大きさになりました。
たった4日でこんなに育つとは思わなかったのでびっくりです。
脇芽もいっぱいでてきて育ちざかりですね。

茎も太く成長したトマト

さらに4日たった5月11日。さらに大きく育ったトマトは葉の数の増えてボリュームが出てきました。茎も太くなってきたし、もう一人前って感じだな~。

芽掻きの作業

そのうち芽掻きをしようと思ってた脇芽は、すでに芽というよりは枝と言えるレベルに育ってるので慌てて芽掻きをすることに。

脇芽をとる

枝の付け根から出てる脇芽をこんな感じでちぎっていきます。

こうやって成長させる枝を絞ることで、トマトが大きく元気に育つんですって。

培養液の追加頻度

そういえば、栽培を始めてもう1カ月半くらいたつのに、培養液を一度も追加してないけどどうなってるのかな~。

不思議に思って吸水口をあけてみると・・・

トマトの根のが伸びてる

おわ~っ!

こんなところまで根が伸びてきてる!!!

一体どうなってるのかと思って水耕栽培キットの蓋を持ち上げてみると・・・

綺麗に伸びてる根トマトの根

めちゃくちゃ根が成長してました~。

めちゃくちゃ長く伸びてる根もすごいけど、ほんとに白くてきれいだな~。
水耕栽培の場合、根がとってもきれいで大きく育つのが特徴なんですよ。

水を循環させる穴のところに根が吸い込まれてたので、綺麗に整理して再び蓋を締めておきました。

吸水のタイミングを教えてくれるウキをみてみたらそろそろ吸水だよっていう位置になってたので、初めての培養液追加をします。

初めての培養液追加

といっても、吸水用の蓋をあけて、こうやってペットボトルから培養液を入れるだけなので超簡単。培養液は前回紹介したハイポニカ液肥を薄めたものです。

元気に育てるコツは日当たりと水位

トマトの花のつぼみ

というわけで、無事に発芽してくれた上に、すごい勢いで成長し始めた水耕栽培のトマトちゃん。早くも花の芽が付き始めてます。

予想以上に順調に育ってくれてて嬉しい限りですが、水耕栽培でトマトを元気に育てるポイントはどうやら太陽の日差しと培養液の水位みたい。

レタスなどの葉物野菜はLED照明でも育てられますが、トマトはやっぱりお日様の光が重要なんですね。

そして水位は種から発芽までは高め、成長してきたら根の生育に合わせて酸素がいきわたる様に低くしていくのがポイント。

今回はいろいろ勉強できたので、これからもお日様の光と水位をうまくコントロールして、おいしくて立派なトマトを育てま~す♪

 

茎も太く成長したトマト

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