ベランダ菜園でサツマイモを栽培中のまあくんです!葉っぱが黄色く枯れる病気を心配しつつももなんとか育て続け、ついに収穫の時期を迎えました。果たして甘くておいしい安納芋は収穫できるのでしょうか~?
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葉が枯れつつも元気に育つサツマイモ(安納芋)
前回の記事で紹介しましたが、下葉からツルが黄色く枯れていく病気にかかるツルがありつつも、元気に成長していくサツマイモ。写真は8月初旬の様子です。
このころになると根が張りまくって、培地(土の代わりに使ってるピートモス)の表面まで細かい根っこが見えるようになってきました。
根っこが広がっていくのはいい事ですが、このままだと乾燥でやられてしまうので、こうやって上から培地を追加して根の上にかぶせてあげます。
さ~元気にそだてよ~。
ところがそんな思いとは裏腹に8月は雨の日も多くて生育がやや心配な状況に。
そしていまだに続く根元に近い部分の葉から黄色く枯れていく病気。黄色くなった葉を摘み取っていってたら、こんな風にただの茎になってきました。
あまりにも枯上りが激しい時はこんな風にツルごと撤去して病気が広がるのを防ごうとするんですが・・・
止まる様子のない葉が黄色くなって枯れる病気
そんな気持ちはお構いなしでガンガン黄色く葉の色が変わっていきます。
それでもめげずに黄色くなった葉をてっきょしつづけてたら・・・
ほとんど葉がなくなって、先端の成長旺盛な部分まで枯れちゃい始めました!
も~、いったいどうなってるんでしょうかね。
そして雨の日が続く中、葉の変色はさらに続き・・・
新しく出始めてた新芽の部分まで枯れちゃって・・・
しまいにはツルが丸ごと枯れていく。。。
そんな恐ろしい事態に陥ってしまいました。あまりにも枯れていくのでよくみてみたら
なんと葉が黄色くなるツルは根元部分が茶色く朽ちてくびれてしまっている様子です。
これじゃ水も栄養も葉にいきわたらず、枯れていくのも当然です。
立枯病というのは最近が根に入ることで始まるらしいですが、株ごと根元から枯らしてしまうなんて、ほんとに恐ろしい病気ですね。
どんどん新芽が出て再度成長を始める
ところが、それでだめになるサツマイモじゃありません。なんと、黄色く変色していく葉の根元からさらに新芽がでて元気に成長を始めました。
ほら、こんなにかわいくて元気な若葉が成長をはじめてるでしょ。朝日を浴びてツヤツヤ輝いて見えますね。
って、これひょっとして、いちからやり直しにリセットされたってことなんでしょうか!?
なんだか嫌な予感がしてきました。
にしても、この新たに伸びてきた若葉以外は見事に全部枯れ落ちていくという恐ろしい状況になすすべもないまあくん。
いったいどうしたらいいんでしょう。
サツマイモを収穫してみる
そんなこんなで約2か月たって、11月20日。どんどん寒くなってきて、ついにサツマイモ収穫の時期がやってきました!
といっても、サツマイモのツルや葉はほとんど全部枯れて凄惨な状況になってますね(笑)。
どうやら病気で全部枯れちゃったみたいです。
むむ~、培地の中のサツマイモはどうなったのかな?
あれだけ葉が元気に茂ってた時期もあるから、小さいかもしれないけどきっとサツマイモが実っているはず!
そう信じてサツマイモの収穫開始です!
サツマイモの収穫
よし、まずは枯れて撤去された茎の残骸はほっておいて、このまだ彼切っていないツルを引っ張ってみます!
引っ張るとこんな根っこが張った土の塊ができました。
おおっ!この中にサツマイモがあるのかな?
丁寧に培地を振り落としてみると・・・
中からは綺麗な白色の根っこが出てきました。
へっ? 根っこだけ!?
さ、サツマイモはどこですか?
な状態になりつつも、たまたまはずれを引いたんじゃないかと思ってほかの株も引っ張ってみます。
今度はこの太めのツルをまとめて引っ張ってみます。
今度こそでっかいサツマイモでてくるといいな~(笑)。
ツルを引っ張ってみると今度はちらっとサツマイモらしきものが見えました!
おっ!サツマイモができてる!
丁寧に培地を振り落としてみると・・・
ちっちゃ~い!!
こんなに小さくてかわいいサツマイモが実ってました♪(^^)
っていうか、ほかにサツマイモできてないの!?
そんなことはないはず!
そう思ってこうやって腕を突っ込んで培地の中をかき回しまくりましたが、出てきたのは根っこの塊ばかり・・・
まじで!?
こんな塊を見つけるたびに崩してチェックしますが、ただの培地の塊で、根っこ以外はできません。
こ、こんなに大きめのプランターを使って培地もたっぷりいれて、じっくり時間をかけて育てたんですけど、できたサツマイモはたったの1個?
しかも超ミニミニサイズ・・・
ちょっとの間、培地の入ったプランターを見つめて固まってしまいました(笑)。
が、こんなことでめげるまあくんではありません。
だって、小さくてもかわいいサツマイモが収穫できたんですから♪
ほら、こうやてみると、サツマイモらしい形や色をしてますよね。
根っこまみれでわかりにくかったですけど、正真正銘のサツマイモです!
なんかちっちゃすぎてかわいいのでなぜか笑ってしまいます(笑)。
焼き芋にして味見してみた
さあ、サツマイモを収穫してやることといえば焼き芋です。
こうやってトースターでこんがりと焼いたら、なんだかサツマイモの甘くていい香りがしてきましたよ~♪
それにしても、このサツマイモがネズミに見えるのは私だけでしょうか(笑)。
今にも走り出しそうです。
5分くらいで焼けたサツマイモを割ってみると・・・
おおお~っ!ばっちりサツマイモが焼けてます♪
しかもしっとりとした黄金色で、とっても美味しそう!
これは、ミニチュアサイズってだけで正真正銘のサツマイモ(品種は安納芋)です。
甘くておいしいに違いありません。
だって広げたらこんな風にどうみてもサツマイモなんですもん!
めちゃくちゃおいしそうでしょ♪
いい香りもしてるし、ワクワクしながら食べてみると・・・
あれ?なにもお口に入ってこないぞ?
あんまり味もしないし、口の中に固形物が入った感じがしないからおかしいなと思ってよくみてみたら・・・
筋(繊維)があるだけだった!
ちょっとうまく伝えるのが難しいんですが、サツマイモって実の中に繊維状の筋があるじゃないですか。今回のミニミニサツマイモはほとんどがその繊維部分で、肝心の甘くておいしい実の部分がほとんどなかったみたいなんです。
だから食べたつもりでもヘタと皮の部分を引っ張って口から出すと全部外に出ちゃって、口に残るはずの甘い実の部分がほとんどないってことになって、味がほとんどしないみたいです。。。
こんなにおいしそうに見えてるに食べられないなんて、も~っ!(笑)
失敗しても楽しい家庭菜園
というわけで、サツマイモならではの立ち枯れ病にいろいろと振り回されちゃいましたが、最後は超小さくてかわいいサツマイモの収穫を楽しむことができました。
どうやら立ち枯れ病のウイルスは苗を購入したときについてくるものみたいなので、今回はたまたま運が悪かったみたいです。
それにしてもちょっと不思議なんですが、失敗いてちっちゃいサツマイモしか収穫できなかったのに、それが逆に楽しく感じるのは、なんでなんでしょうね。
ちっちゃいサツマイモを見て、「一緒に育ててる友達に笑われるな」って思ったのもありますが、多分こうやってブログでみんなに「こんなことがあったよ」って伝えられるって思ってるからかもしれません。
なので、暖かい目で見守ってくださいね。
よし!来年は元気な苗を購入して大豊作を目指しますよ~!
もし興味がある方や僕よりも上手に育てられると思うよって方がいらっしゃったら、是非育ててみてくださいね♪
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