ベランダ菜園で毎年メロンの栽培にチャレンジしてるまあくんです。春に普通に種まきしても温度が足りなくて発芽しなかったりするんですが、今回は確実に発芽させるために保温マットと育苗ケースでチャレンジしてみたのでご紹介!
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メロンの種を確実に発芽させたい
じゃ~ん!こちらは昨年ベランダの家庭菜園で収穫したメロンです。とってもおいしそうでしょ♪
メロンを育てるなんて難しいんじゃないの?って思われるかもしれませんが、実は初心者でも簡単に育てることが出来ます。
で、そんな簡単なメロンの栽培で唯一配慮が必要というか、気を使うというか、僕でも失敗することがあるのが『発芽』です。
ほら、これは数年前のメロンの種まき後の様子なんですが、いくらまっても発芽しなかったんです。心配だったのでほじくり返してみたら、全く変化なし。。。
原因はすごくシンプルなんですが温度不足です。
4月に入った春でも、たまたま寒い日が続いたりするとメロンの種は全然発芽しないんです。
メロンの種は一粒で100円以上するので、発芽しなかったときのショックは計り知れないんですよ(笑)。
メロンのが発芽する温度は?
ちなみにメロンの発芽に適した温度は25~30℃。
大阪の4月の気温を調べてみると、最高気温が25度を超えてくるのはだいたい4月の20日以降です。
僕がいつも種まきをする4月1日は20~25℃の間くらいの場合が多いので、普通に種まきしても発芽はしなくて当然ってわけですね。
だからといって、種まきを5月にずらしたりすると、その分収穫もずれて、収穫の時期がお盆休み以降になっちゃいます。
そうなるとお盆休みに実家に帰省したり旅行に行ったりしにくくなりますし、なにより収穫の喜びをお盆休みに家族やおじいちゃんおばあちゃんとシェアできなくなっちゃうんです。
保温マットで確実にメロンの種を発芽させよう
というわけで、種まきは早くしつつも、寒さに負けないで確実に発芽させるべく、新しい方法にチャレンジしてみることにしました~!
その名も『保温マットを使って寒くてもばっちり発芽させよう』大作戦です!
ビニルハウスの栽培なんかをしている農家さんなんかではごく普通に使われている方法の様ですが、家庭菜園でこんなことをやってる人は少ないじゃないかな~。
それでは早速やってみましょう!
育苗トレーにメロンの種を蒔く
まず用意したのは発芽や育苗に使うトレーです。種まきをするくぼみが12個あって、水を受けるトレーもついてます。
それから透明の蓋つきで、保温もばっちりできそうですね。
そうそう、こんなつまみがついていて、ひねると穴が開いてて通気をすることが出来ます。
温度や湿度の調整に使えそうですね。
種を発芽させるスポンジの培地
続いて種を蒔くスポンジの培地です。アマゾンで購入したら、こんなにギュウギュウ状態のパッケージで届きました。
開けてみると薄い3枚のマットがむぎゅっとでてきて・・・
ゆっくり膨らみ始めました!
どうやら布団圧縮袋みたいに体積を抑えて発送されてるみたいですね。
ちなみにこれ、ただのスポンジじゃないんです。こうやって種を蒔くというか挟み込むスリットが切られてます。
こんな感じでプチプチとちぎってさいころ状態にして使うんですよ。
さいころ状態にちぎり終わったころにはすっかり膨らんでさいころ形状になりました。なんだかかわいいですね。
あとはスポンジを水に湿らせれば種まきの準備完了です。
こうやって水につけて浸み込ませて・・・
おおっ!なんか保水力がすごい!!!
このスポンジは普通のスポンジとは一味違う保水力の様です。というのも、今回用意したスポンジはいつもの100円均一のものではなくウレタン製のスポンジなんです。
材質が違うとこんなにも吸水力や保水力が違うもんなんですね~。
普通のスポンジだと保水力が弱くてすぐ乾いちゃったりするんですが、これならばっちり発芽してくれそうです。次からは絶対これにしよっと♪
★今回活用したブラックのウレタン培地の詳細はこちらからチェック!
ウレタン培地にメロンの種を蒔く
いよいよ種をまくわけですが、今回は3種類の種を使ってみます。
いわゆる定番メロンのパンナTF、赤肉でおいしそうなレノンウェーブ、そして育てやすいアールダンスです。
2年くらい前の若干古い種もあるので、ちょっと心配はありますが、残ってたので全部使ってみます。
メロンの種を蒔くときは、ばっちり発芽して元気な苗になってほしいので、種を厳選します。
大きくて~
ぷっくりした形で~
綺麗な種ちゃん出ておいで~♪
そしてスポンジの切れ目に種を挟み込むわけですが、ここで大事なポイントがあります!
種はとがってる方を下向きに挟みましょう。
なぜかというと、とがってる方から根が出てくるからです。丸い方を下にすると根が上になっちゃうので、発芽するときに体をよじって伸びてこないといけないので大変なんです。
素直に発芽できるように根が出てくるとがってる方を下向きにしておきましょう。
種を挟んだら、培地を育苗トレーのくぼみに置いていきます。
そうそう、今回育苗トレーの色もウレタン培地の色も黒色を選んでるんですが、見た目がかっこいい以外に大きな理由があります。
それは藻が生えにくいからです!
白いスポンジや白いトレーだと光が透過したり反射したりしやすいせいか、緑色の藻が生えちゃう場合が多いんですが、黒色なら光を吸収するので藻が生えにくいんです。
そして、万が一藻が生えたとしても目立ちにくいんです(笑)。
なので、培地は黒がおすすめです♪
ひとつのトレーにいろんな種を蒔いたので、こうやってネームプレートを付けておきます。
裏には3/21と種まきの日付も記載しておきました。
はっ!ネームプレートが飛び出してるけど、蓋ができるかな?
・・・
なんとかなりました~♪
神様ありがとう!(笑)。
適温に保つ保温マットを広げる
そしていよいよ保温マットの登場です!
コンパクトにくるくる巻きの状態で届いたので早速広げて使ってみます。
それにしても、外国製なのはわかってましたが、何が書いてあるのか全然分かりませんね(汗)。
広げてみるとこんな感じになりました。コンセントを差し込むだけの超シンプル設計の様ですね。
って、なんかグニャグニャになってて、イメージしてたのとなんか違うな~。
上から抑えたり、逆に曲げたりしてフラットにしようとしてみましたが中に電熱線がはいっているのか、完全なフラット状態にはなりませんでした。
おっ!マット自体に日本語の説明が書いてあります。
が、関係ありそうなのは、室内でコンセントに差して使ってねという話と、発芽したらトレイの蓋を外してマットをどかしねっていう事くらいみたいです。
とりあえずどのくらいあったかくなるのか試してみることに。
コンセントにプラグを差し込んでしばらくすると、ほんのりとあったかくなってきました♪
どれくらいのあったかさかというと、人肌の暖かさというか、子猫がピトッって引っ付いてきた時の様な優しい暖かさです。
どうやらホッカイロの様に高温になることもなく、やさし~い暖かさが続く仕組みの様です。
これなら温度を制御するサーモスタッドも不要ですし、シンプルで超簡単!
やっぱりこういう道具はシンプルなのが一番です。っていうか、英語を読まなくて済みました(笑)。
保温マットなら発芽適温をキープできる
保温マットの上にトレーを並べるとこんな感じになりました。
少しスペースが余ったので、ついでにベビーリーフも種まきしておきました。
普通だったらまだ発芽しない時期ですが、保温マットの上なら発芽してくれるかもしれません。
念のため温度を確認しておくと、3月21日の大阪の部屋の温度は19℃で・・・
育苗トレーの中は25°になってました~!
ばっちりメロンの発芽温度になってますね。これなら発芽は間違いなしです♪
いや~、それにしても、今まで温度不足でどれだけのメロンの種が死んでいったことか・・・
一粒100円もするのに(笑)。
保温マットもこんなに安く販売されてるとは思わなかったんですが、「もっと早く使ってればよかったな」って思っちゃうくらいのいいアイテムを発見しちゃいました♪
★保温マットの現在の価格はこちらからチェック
栽培道具が手軽に購入できる時代に感謝
いや~、それにしてもほんとに便利な時代になったものですね~。
プロの農家さんが使うような育苗トレーや保温マットも、amazonや楽天を使えば、誰でも安く購入できるんですもんね。
しかも注文した翌日には届いちゃうんだから素敵すぎます。
さあいよいよ春ですよ!家庭菜園で種まきを楽しむ時期が始まります!
トマトにレタス、メロンにスイカ、枝豆なんかもいいな~。
まだ家庭菜園をやったことがないって方はこのブログの記事を参考に是非試してみてください。
きっと予想以上に楽しい夏になると思いますよ♪
※種まきの作業をしてたら楽しくて仕方なかったので、即日ブログの記事にしちゃいましたが、蒔いた種は3~5日くらいしたら発芽すると思うので、改めて報告するようにしますね♪
★発芽の様子を紹介した記事はこちらをみてね!
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