組織培養の水草をみてワクワクしてるまあくんです。綺麗な水草のアクアリウムをつくってるんですが、前回の水槽や底床セッティングに続いて今回は組織培養でつくられた美しい水草の苗を使った植え付けの様子をご紹介!
水槽や底床のセッティングの様子はこちら
虫や病気のついてない組織培養の水草
底床のソイルの準備が整ったら今度は水草の植え付けです。植える水草は組織培養という方法で育てられた病気や虫のついていない「みずくさの森」という商品を使います。
以前ボトルアクアリウムを作った時にも使ったんですが、カップに入っててとっても綺麗だし、虫も病気もついてないのが気に入っちゃいました。
写真はミリオフィラム・マトグロッセンセという水草で、雪の結晶の様な綺麗な葉が広がるそうです。茎で長く伸びるので、後景用に使います。
カップから水草を出すとこんなゼリーみたいなものに根を張ってました。ゼリー部分を洗い流して使います。それにしても今回はゼリーが黒色でちょと怖いな~。
こちらはアクセントとして使うために用意したヒドロコティレ・ミニという水草。葉っぱの形がかわいいでしょ。これまたゼリーを洗い流して使います。
他にも水草水槽では定番の水草を用意しました。
- グリーンロタラ(上段左)
- パールグラス(上段中)
- ニューラージパールグラス(上段右)
- キューバパールグラス(下段左のちょっぴりあるやつ)
- ショートヘアーグラス(下段左から2番目)
- ヒドロコティレ・ミニ(下段左から3番目)
- ミリオフィラム・マトグロッセンセ(下段右)
こうやってトレーに並べてみるとサラダを作るときの材料みたいですね(笑)。
みずくさの森もADA製品なので特約店でしか販売されていません。アマゾンや楽天で組織培養の水草を購入する場合はこちらをチェックしてくださいね。
水草の植え付けの方法
みずくさの植え方はとっても簡単。こうやって小分けにしてピンセットでつまんだら・・・
(あとで写真をみて気づいたんですが、ちょっと大きかったですね。ほんとはこの半分くらいに小分けするのがいいそうです。)
こうやってソイルに深めに差し込みます。
普通の土と違って水の中のソイルは水草が抜けやすいので、ちょっと深すぎるかなって思うくらい深めに差し込むのがポイントですよ。
後ろの方にはミリオフィラム・マトグロッセンセとグリーンロタラの林をつくって~♪
手前にはショートへやーグラスの草原をつくったら~、岩の横にアクセントとしてヒドロコティレ・ミニをちょいと植えて~♪
なんだか楽しくなって勝手に歌を創作しちゃいました(笑)。
水槽にカルキを抜いた水を注水
水草を植え付け終わったら水槽を水で満たします。
ペットボトルで水を入れてたら日が暮れそうなので、水道からホースをつかって注水します。優しく注いであげれば水草にも優しいし、超楽勝!
なんて思いながら注水しようとしたら・・・
バッシャーッ!とジェット噴流の様な勢いで水がでてきて水槽の中が大変なことに。
もう腕が反動で上に上がっちゃうぐらいの勢いで水がでてきたので、洪水っていうか津波っていうか、もはやリバイアサンの大海嘯です。(FFネタです。)
植えてた水草は浮いてくるわ、ソイルはぐちゃぐちゃにかき混ぜられるわでとんでもない状況になって笑うしかない状況になってますが、
こうやって丁寧に水草を植えなおして、何事もなかったことにしました(笑)。
外部フィルターをセッティング
続いて水を綺麗にする外部フィルターを設置します。
アクアリウム業界で最も定評が高いエーハイムというブランドの最もメジャーなフィルターを使います。
本体以外にもホースやらパイプやらついていますが、説明書通りに接続して・・・
水槽の中に汚れた水を吸い込むところと、綺麗にした水を吐き出すところを吸盤でとりつけて・・・
なんかパイプのサイズが水槽にあってないな~、なんて思いながらも電源をいれてみると、水がが流れ始め・・・
水が流れ始めません!
モーターは回ってるんですが、最初はプロペラ部分に空気が混入して空回りっぽい状態になるらしく、水が流れそうで流れないというじれったい状況に。
電源をなんどか入れたり切ったりするとプロペラ部分の空気が抜けるらしいので説明書通りにコンセントのプラグを抜いたりさしたりしてみましたが・・・
全然だめです!
も~っ!って言いながら本体を逆さにしてみたり振ってみたりしてから電源を入れてみると
水が循環し始めました~♪
(良い子は真似しないでくださいね。本当は外部フィルターの中の水を満たしなおしてから電源をいれるのが正しいそうです。)
水草が育つ専用の照明を設置
続いて水草専用の照明を設置します。アクアリウムは直射日光で育てると苔が生えやすくなったり水温が情報して魚が死んだりしちゃうので、水草専用の照明で育てるのが主流だそうです。
今回はアクアリウムショップの店員さん一押しの照明KSS LED-12000Kを使ってみます。
昔は蛍光灯でしたが、最近はLED照明になってるそうです。しかも明るいくて水草が綺麗に見えるだけでなく、水草がきちんと育つように光のスペクトルを調整してあるものなんですって。
詳しいことはよくわかりませんが、店員さんいわく、一般的に販売されているものの中ではこれが一番おすすめだそうです。
照明は水槽の上に載せてコンセントにつなぐだけなので超簡単設置でした。
水の濁りがとれるまで待つ
フィルターの設置もできたので水槽を改めてみてみると、なんだか思ってたのと違います。何が違うのかというと、水が濁ってるし、水草の破片やソイルの粒が水中を舞っています。それからガラスの表面も気泡でいっぱいで中がよく見えません。
そこで網で浮遊物を取り除いて・・・
定規でガラス面の気泡を取り除いてあげると、ほらご覧!
こんなに綺麗になって・・・ません!
水が濁ったままで写真を撮ろうにもピントが合わずボケボケです。
こりゃ水を入れ替えしなきゃダメかな?
ソイルを洗っとけばよかったのかな?
なんて思ったりもしたんですが、調べてみたら、これは当たり前の事で、数時間待てばソイルが汚れを吸着してくれたり、外部フィルターが濁りを取り除いて綺麗な水になるそうです。
なんだ~、そうなのか~。と思いつつおやつをいただきながら待ってると・・・
こんなにクリアな水になりました~♪
植わってる水草だけじゃなくて粒の小さいプラチナソイルの上に水草一番の大きめのソイルがでてきてるのまでくっきりと見えてますね。
そうです。なんでそうなってるかというと、シャワーのジェット噴射でソイルをかき混ぜちゃったからですね(笑)。
アクアリウム水槽の立ち上げほぼ完了!
というわけで、アクアリウム水槽の立ち上げがほぼ完了しました~!
水槽の買い出しやら水草の植え付けやら時間はそれなりにかかりましたが、作業自体が楽しかった(ジェットシャワー事件を除いて)ので、あっという間に時間がたっちゃった感じです。
見てください。クリアな水の中で水草の赤ちゃんがそよいでます。ちょっと白い根が出てて植え付けがヘタのを露呈してたりもしますが、かわいいですよね。
色んな種類の水草を植え付けましたが、今はまだ赤ちゃんの状態。水草はまばらで黒いソイルが一杯見えてる状態ですが、「これが育って緑のじゅうたんの様な美しい景色を作ってくれるんだろうな~」って思うとワクワクが止まりません。
岩の足元にはこんなに小さいキューバパールグラスもあってちょっと頼りなくて心配だったりもしますが、「その分大切に育ててあげたいな~」って思い始めました。
初心者でも簡単にできるアクアリウム
というわけで、素人の私が初めてチャレンジしてみた水草のアクアリウム水槽の立ち上げですが、ばっちりセッティングすることができました。
もちろん最初はどんな道具が必要かとか、どれを購入したらいいかとか全然知らなかったですし、立ち上げの手順なんかも分からなかったんですが、意外とネットに情報がいっぱいあって、解説本を購入したりすることもなく作業をすることができました。
ベテランの方から見ればそうじゃない!なんてところもあるかもしれませんが、自分なりにいろいろ経験しながら勉強していきたいと思います♪
もし綺麗なアクアリウムが気になってる方がいらっしゃったら是非一緒に始めてみませんか?
きっといろんな発見があると思いますよ♪
そうそう、最後に水温計をつけたんですが、なんと水温が30℃。セッティングしたのが夏だったんで仕方ないと思いますが、水草の適温は22~28℃くらい。
だ、大丈夫かな~?
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
アクアリウムの道具を買うなら
大きなアクアリウムショップが近くにないとか、安く道具をそろえたいという方はチャームという業者さんがおすすめです。
アマゾンや楽天よりも安価な商品が多いことと、なにより品揃えがすごく豊富で、水槽やフィルター、照明、ソイルだけでなく、魚や水草も販売しているのでとっても便利です。
アクアリウムをやる人だったらたいていみんな知ってる業者さんみたいなので一度チェックしてみてくださいね♪
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