ボルダリングが気になり始めたまあくんです。最近人気上昇中のアクティビティ「ボルダリング」に誘われて行ってみたら、いつの間にやら夢中になっちゃうくらい楽しかったので、今回はボルダリングにチャレンジした時の様子やこれからチャレンジされる方に役立つ初心者ならではの情報をご紹介!
ボルダリングジムに遊びに行ってみよう!
オリンピック競技に導入されることになって、にわかに人気上昇中のボルダリング。ホールドと呼ばれる突起物を使って壁に登って行くスポーツで、岩山に上っていくロッククライミングみたいな気分が味わえるんですが、各地にジムがオープンし、チャレンジする人が増えてるみたいです。
そんなボルダリングに「行ってみようよ」って友達が誘ってくれたので一緒に連れてってもらうことに。
ほんとなら「今年最大の寒気がやってきて・・・」なんてニュースが流れてる超寒い時期(今は1月です)は外出するよりもホカホカのコタツでのんびり過ごしたいとこですが、ボルダリングのジムは室内で空調がきいてるので北風もへっちゃらのはず!ちょっと不純な動機で行ってみるのでした♪
ボルダリングは初心者でも楽しめる
ちなみに私は数年前に友人とボルダリングに行ったことはあるんですが、ルールもテクニックも何も知らずに覗いてみただけなので、今回は初心者として、いちから楽しんでみたいと思います。
ボルダリングの服装や持ち物は?
いざボルダリングに行くとなったときに迷うのが服装ですが、意外な事に専用のウエアを購入しなくても、動きやすい恰好だったらなんでもOKとのこと。靴だけは専用のものが必要になりますが、シューズはレンタルできるので、ボルダリングをするのに新規で購入しなければならないものは何もないってことですね。
スポーツ店で専用のウエアを買わなきゃって思ってたので、普段着レベルの恰好でいいのは気楽でお金もかからないので嬉しいな~。そういえば、ジム内では「ユニクロとかGUで十分」なんて会話も聞こえてきましたよ(笑)。
ただし、快適にボルダリングを楽しむためには長袖のTシャツ&長ズボンがいいそうです。手や足が動きやすければ素材はなんでもいいんですが、ホールドや壁の角なんかで腕や足をぶつけても怪我をしない様に長袖&長ズボンってのがポイントなんだって。半ズボンで膝を壁の角にぶつけたりしたら痛いし跡が残りそうですもんね。納得です。
実際にジムにいってみると、確かに長袖Tシャツ+長袖ズボンって方がいっぱい。中には普段着と変わらないようなTシャツ+デニムパンツなんて方もいらっしゃいました。なんかカッコイイな~。
というわけで私が自宅からもっていったのは
- Tシャツ
- 七分丈のズボン
- タオル
- 靴下
だけです。
ボルダリング専用のシューズは購入すると1万円以上するので、レンタルすることにしました。
えっ?長袖と長ズボンじゃないじゃん!って?
だって、ジムについてから友達から教わったんだもん。。。
ジムは空調が効いてるとはいえ、ちょっと寒いとことろもあったので、とにかく長袖をオススメします!(笑)
梅田のボルダリングジムBOLDで会員登録と注意事項の説明
ジムについたら受付で会員登録をして料金を支払い、注意事項を聞きます。
今回はBOLDという大阪梅田のジムに行ってみたんですが、初回登録料860円、施設利用料2160円、レンタルシューズ300円で、なんとスマホで会員登録し、カードで支払いできちゃうというハイテク対応!
紙は一枚も使いませんでした。とっても便利ですね。
ちなみに料金についてはどのジムでも初回登録料が1000円前後、施設利用料が1日使って2000円前後、レンタルシューズやチョークバック、ウエアなどは各300円くらいが多いようです。
注意事項は主に施設の使い方や安全対策についてのお話で、「登ってる人の近くにいると落ちてきて「ごっちんこ」するかもしれないから気を付けてね~」とか、ボルダリングのやり方など、分かりやすい簡単な内容で10分くらいで終了。
あとは「ココのエリア以外はシューズでうろつくとチョークが飛び散るからだめだよ」って結構真剣な顔で言われましたが、確かに、みんな滑り止めに体操選手やピッチャーが使うような白い粉をいっぱい手につけてたので、これで歩き回ったら床や壁が大変なことになって、お母さん発狂レベルのお叱りをうけそうですね(笑)。
サイズ選びが重要なボルダリング専用シューズ!
説明の最後にレンタルシューズのフィッティングをしたんですが、ボルダリングではシューズのサイズが登りやすさというかパフォーマンスにめちゃくちゃ影響するので、念入りにフィッティングをします。(初心者はいきなりシューズを購入するんじゃなくて、いろんなサイズやメーカーのものを試してから、ジャストサイズを知ったうえで購入するのがいいそうですよ。)
ボルダリングの場合は親指の先が靴の先に当たって指がちょっと曲がるかな~?くらいきついものを選ぶのがコツだときいてたので、ちょっと小さめをチョイスしたんですが、「これバレリーナの靴みたいになってるけど大丈夫かな~?」「きついっていうか痛いような気もするけど・・・」となんとなく違和感を感じつつも、とにかくやってみることに。
「あわなかったらいつでも自由にサイズ変更できるよ」ってスタッフさんが言ってくれたので安心してできましたが、そうじゃなかったらたぶんシューズ選びに1時間くらいかかったことでしょう(笑)。
そうそう、ここで滑り止めのチョーク(白い粉)が入ったチョークバックもレンタルできるんですが、私の手は極寒の風のせいでカサカサになってて、汗で滑ることなんて絶対なさそうだったのでチョークバックはなしにしました(笑)。
いよいよ初めてのボルダリング!
説明もきいて装備もばっちり!ボルダリングスタジオへ行くと、目の前にはこんな風景が広がります。
おおっ!なんか面白そう!
壁にカラフルな「ホールド」と呼ばれるブロックが貼りつけられてて、壁もまっすぐどころか斜めに傾斜してたり、洞窟みたいに天井を這うようになってたりしてアドベンチャーが始まりそうな予感満点です♪
が、いきなりこんな傾斜に上ったら、転落事故が起こる事間違いなしなので、まずは初心者コースからやります。
スリムでカッコイイ人たちがいっぱい
ここでふと気づいたのが先に来てボルダリングをしている方々。みなさんスマートで締まった体をしてるんです。男性も女性もスラットしてて締まった体をしてます。気のせいかもしれませんが、顔も小さくてバランスがよくみえたので、太腿が太めでスキニータイプのズボンを避けている自分としては「羨ましいな~」なんて思ってたら、一緒に行った友達も「あのお姉さんすっごい綺麗だね~」なんてひそひそ話を開始しちゃいました。
ボルダリングの筋トレ効果
なんでスマートな人ばかりなのかな?と思って後で調べてみて分かったんですが、ボルダリングは体を鍛えるのにはすっごくいいんだそうです。ホールドをつかんで登るときに使う腕や足はもちろん、肩や背中の筋肉も鍛えられますし、全身の筋肉を使って姿勢をキープしたりするので体幹まで鍛えられるみたい。
男性だったらスーツやTシャツが似合う逞しい上半身に、女性ならメリハリのある美しい姿勢になれるって事は、ボルダリングを楽しむ以外に、体を鍛えたり美容のために通うのもありですね。
そういえば一緒に行った女性の友達も最近しきりに「腕が太くて逞しくなった」ってPRするので、予想以上に効果満点なのかもしれません(笑)。
ボルダリングの基本ルール
でもって、いよいよボルダリングですが、ご存じない方のために基本ルールをざっと説明!
ボルダリングはホールドと呼ばれる突起物を使って指定されたルートで壁を登っていき、スタートからゴールまでたどり着くスポーツです。
- スタートのホールドを両手でつかんだ状態でスタート(足はいろいろ)
- 指定されたホールドだけをつかって登る(たまに自由なのもある)
- ゴールのホールドを両手でつかめばクリア
- 地面に足をつけちゃダメ
- ホールドのない壁面に足や手をつけても大丈夫
- その他コースによって様々なオプション的な条件あり
といった感じで
ゴールできればクリア!
っていう簡単なルールなので、誰でもすぐに覚えて楽しむことができます。
(ここで記載したのは競技としての公式ルールではなくて、あくまでもジムでスポーツを楽しむときのざっとしたルールですよ。)
難易度別にコースが色分けされてる
壁面をみると、さまざまな形状のホールドが壁にくっついていて、その脇にテープで印がつけられています。これはコースを表すものなんですが、「黄色いホールドでピンクのテープ印がついてるものを使って登ってね」っていうように登るときのコースを表します。スタートやゴールもこのテープ印の形や表記で判別できるんですが、なんか古代エジプトの洞窟に書かれてる古代文字を解読する気分になってきました。
どうやらボルダリングは体力だけじゃなくて頭も使うスポーツみたいですね。
このテープの色はコースの難易度を表していて、ピンクは一番難易度が低い初心者向けコースを表しています。逆に一番難しいのか黒色で、10級から始まって1級まである感じでしょうかね。
なんかこのレベルわけって、ドラクエのレベルアップっていうか、書道や剣道の昇段試験っていうか、頑張ってクリアしてやるぞ!っていうやる気が湧いてきてワクワクしますね。最終レベルまでたどり着けるかな~?
というわけで、まずは初心者向けのピンクのテープからボルダリングをやってみると、テクニックもコツも知らない能天気な私でも結構スルスルと登れました。
腕力もないし、体も硬いし、と有利なことはなにも思い浮かばない私ですが、全部のホールドを使わなくても1個飛ばして登れたりなんかして「楽勝じゃん♪」なんて笑顔で楽しみます。初心者レベルは迷うこともなく次々とクリアし、「次は赤だ~!」なんて意気揚々と進んでいきます。
およっ!?これどうやったら登れるの?
ところが突然異変が!
およよ?
これどうしたらいいの?
どうやっても手が届かないっていうか、足が乗らないっていうか、とにかく壁につかまっていられなくて落ちちゃう難関が現れました。
筋力がいるのかな~?体が柔らかくないとだめなのかな~?なんていろいろ考えつつ友達と何度かチャレンジしてもダメで、こんなのできる気がしないな~?と友達と一緒に困っていると・・・
スタッフや周りのお客さんが教えてくれます
「この順番でこんな体勢で壁を滑るように向こうのホールドに足をかけて・・・」って近くにいたお客さんが声をかけて見本をみせてくれました。
優しいな~、と思いつつ言われたとおりにやってみると、するりとできちゃった!
おおっ!なんか気持ちいい!
友達とキャピキャピしながら盛り上がります。こういうのってコツがわかって成長していくのが楽しいんですよね。
スタッフさんだけでなく、ベテランというか常連というか、近くでボルダリングしてる人たちが意外と親切に教えてくれるので、もし行き詰ったら「これどうやったらクリアできるんですか?」なんて声をかけてみましょう。交流も生まれるし、よりいっぱい楽しめると思います。
ここでもいろいろやらかしちゃった
余談ですが、おっちょこちょいの私は例によって、いろいろやらかしちゃってたりします。
はしゃぎながら意気揚々と登っていったら天井で頭をぶつけてしばらく動けなくなったり、移動してたらコーナーを曲がった瞬間に上から人が落ちてきてビックリしたり。そして「絶対気を付けよう!」と思ってたのに、友達の登る様子を撮影してたらボルダリングシューズで入ってはいけないエリアに出ちゃってて、慌てふためいてこっそり戻ったりと、別の意味でドキドキハラハラして、慣れていない(っていうか不注意の)為にいろんなハプニングはありましたが、どれも微笑ましい思い出になりそうです。
それでも楽しくて夢中になっちゃうボルダリング
いろいろハプニングもありましたが、なんだかんだで楽しくて、ちょっと難しいコースを眺めながら友達と作戦を練ったり、逆に二人で競争して負けないように頑張ってみたりと、いつのまにやら夢中になってしまったボルダリング。
気が付いたら19時半からはじめてあっという間に23時になってました!
さすがに私は指が疲れてきたのと、おなかもすいてきたよ~、って感じでしたが、友達は「面白くなってきたし、終電まで行けるぜ!」って感じでめいっぱい楽しんでる様子。
私も初心者コースのピンクと赤はクリアできたので、次回はオレンジにチャレンジしてみようなんて思うのでした。
ボルダリングはゲーム感覚でクリアしていくので、競い合うこともできれば協力して手や足の位置をアドバイスしあったりもできるのが楽しいみたいですね。友達やカップルはもちろん、親子連れでいけば、お父さんのカッコイイところを見せられるかもしれませんよ。
それから予想外に面白くて長時間楽しんでるうちにおなかも空いてくるかもしれません。休憩室や軽い飲食ができるコーナーもあるので、小腹を満たせる食べ物やドリンクを持っていくのがオススメです。
ボルダリングのメリットとデメリット
最後に恒例のメリットとデメリットをまとめてみます。
ボルダリングのメリット
- とにかくゲーム感覚で楽しめて面白い!
- 一人でも大人数でも楽しめる
- 年齢や性別を問わずに誰でもできる
- 気候や天候に左右されない
- 体も鍛えられてスマートでカッコよくなる
- 道具の購入が不要(レンタルすれば手ぶらでもOK)
デメリット
- 混雑しすぎるとあまり登れない
- シューズがきつい
- 指先の皮膚ヒリヒリする
- 最初は常連さん達のコミュニティーに若干気が引ける
いいところはやっぱり面白いってことで、ゲーム感覚で楽しめるだけじゃなくて、体も鍛えられてかっこよくなれるおまけまでついてること。新規に道具を購入することなく、手ぶらでも楽しめるのと、年齢や性別を問わないで誰でもできるのがいいですよね。
逆にデメリットは、混雑すると壁に人がいっぱいになって、なかなか登れなくなるってことです。気長に休憩しながら自分の番がくるまで待てばいいんですが、それでも好きなコースを気ままに登りたいって方はボルダリングジムの空いてる曜日や時間を確認しておくとよさそうです。
それからシューズのきつさや指の皮膚がヒリヒリするのは個人差が大きいと思いますが、安全で快適に楽しめるように、ベストフィットのシューズを選び、テーピングなどで手を守ってあげるといいと思います。
それからジムによっては常連さんたちのつながりが強く、スタッフさんまで友達感覚って場合もあるみたい。そうなると、はじめての方はちょっと疎外感を感じるというか気が引けることがあるかもしれません。
でも大丈夫。声をかければスタッフさんだけでなく、常連さんも親切に教えてくれたりします。あとは初心者レクチャーコースなんかもあるので申し込んでおけば、初心者同士で仲良くなったりもできると思うので、笑顔で挨拶して、みんなと仲良く楽しみましょう。
誰とでも夢中になるくらい楽しめるボルダリング
というわけで初心者によるボルダリング体験をレポートしてみましたが、結論としては、ボルダリングは時間を忘れてしまうくらい夢中になって楽しめる面白いスポーツでした。
年齢はもちろん、性別も関係ありません。友達はもちろん、彼氏や彼女といってもいいですし、親子連れでも楽しめ、体まで鍛えられてしまう健康に役立つスポーツです。
天気も関係なく楽しめるので、映画や買い物に行く感覚で是非一度試してみてください。きっと楽しさにはまって何度も行きたくなると思いますよ♪
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
筋肉通よりも指先がヒリヒリ
運動をした後で気になるのが筋肉痛。どんなスポーツでも翌日は筋肉痛に襲われるものですが、ボルダリングの場合は意外とたいしたことなく、なんとなく背中や腕にきてるかな~くらいだったんです。
代わりに気になったのが、なんだかじんわり手の指に残る疲労感と足の親指に残る圧迫間。そして指先の皮膚がヒリヒリする事です。
普段力をいれることのない指でホールドにつかまって力を入れまくってたので指が疲れるのはわかりますし、窮屈なシューズで小さいホールドの上につま先で乗っかってたので足の指や爪にに窮屈感が残ってるのはわかるんですが、まさか指先の皮膚がヒリヒリするなんて・・・
テーピングを持っていくと安心して楽しめるよ
ボルダリングのホールドは滑らない様に軽石の表面みたいにガサガサしたものが多いので、どうやら摩擦で指の皮がよじれてヒリヒリしだすみたいです。腕力や握力に自信があっても、指先が痛くなるともう上手に登れなくなりますし、それどころか「僕、帰りたい」モードに入ってしまいます。
慣れてくると皮膚が強くなったり握り方がよくなってヒリヒリしなくなるそうですが、初心者は絶対ヒリヒリしちゃうと思うので、最初からテーピングを指に巻いておくと安心です。初めていく方やお肌がデリケートな女性に特に役立つと思うので、事前に準備しておきましょう♪
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