銅のフライパンの磨き方!焦げや変色もピカピカになるお手入れ方法!

銅のフライパンの焦げ落とし

ちょっと高い銅のフライパンを愛用してるまあくんです。ところがいつの間にやら真っ黒な焦げ付きや変色でイマイチな見た目になっちゃたのでお手入れして磨いてみたら、びっくりするぐらいピカピカに蘇ってくれたので、今回は銅のフライパンのお手入れの方法を紹介します。

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銅のフライパンが黒焦げや変色で汚くなってきた

愛用している銅のフライパン

いつもの様にお好み焼きを焼いてて気づいたんですが、なんだか愛用している銅のフライパンにときめきを感じなくなってきました。

カッコよくて一生使える銅のフライパンを購入して以来、超かっこいい姿に料理するのが楽しくなってたんですが、最近その楽しさが減ってる気がするんです。

銅のフライパンの良さに慣れちゃったからかな~?

なんて思ってたんですが、そこには違う理由がありました。

それはずばり!

焦げ付いて汚くなったフライパン

見た目が信じられないくらい汚くなっちゃったからです!(笑)

いや~、お恥ずかしい。。。

ちなみに購入した銅のフライパンはこちらの製品なんですが、とってもおしゃれでピカピカだったんですよ(笑)。

こまめにお手入れしながら今まで綺麗な状態で使ってたんですが、仕事で朝から晩まで休みなく働き続けた悪夢の数カ月の間は事件が起こったんです。

ちょっと大げさに表現してますが、要は、何度か洗い忘れた状態でコンロの上に放置しちゃったんですね。

そしたらこんなことに・・・

黒く焦げ付いた銅のフライパン

もう真っ黒です(笑)。

フライパンの表面を見てみると、黒い焦げつきがいっぱい。底だけじゃなくて側面も変な模様が出てて、見苦しさ満点です。

こすっても取れない焦げつき

しかもこうやって爪でカリカリやっても全く取れる気配がありません。

もちろんスポンジの硬い面でゴシゴシ洗ってみたり、なんでも汚れを落とせる激落ちくんでこすり落とそうとしたりもしたんですよ。でも頑固な黒焦げは防御力が高すぎて、びくともしないんです。

は~、もうダメかも。

と、一瞬あきらめかけたまあくん。

どうしたものかとお茶を淹れて考えていると、銅のフライパンはテフロンやフッ素加工のフライパンと違って表面にコーティングをしてないので、こんな時もきちんとお手入れすれば復活できることを思い出しました!

ふふふっつ!使い捨てするしかないテフロン加工のフライパンと違って、僕の銅のフライパンは一生使えるのです。

というわけで、自分で本格的なお手入れをして、銅のフライパンのメリットが本当か試してみま~す!

焦げ付いた銅のフライパンを磨くための道具

銅のフライパンの焦げ落とし

というわけで銅のフライパンを磨くために用意した道具がこちらです。

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  • ピカール金属磨き
  • 紙やすり(600番と1500番)
  • 使い古しのタオル

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いかにもピカピカに磨けそうな名前のピカール金属磨きは、超定番の金属磨きで、ステンレスやアルミ、真鍮なんかの金属をピカピカにできる研磨剤です。

紙やすりはホームセンターなんかでもで販売されている普通の紙やすりで、木工につかうものよりも目が小さいものを選びました。

※紙やすりは番号が大きいほど目が小さくてツルツルに磨けます。私は試しに600と1500でやってみましたが、1000番と2000番とかもう少し細かい目のものの方が傷が入りにくくて綺麗に仕上がると思います。

洗っても取れない焦げ付きはヤスリで削る

紙やすりで焦げをこすり落とす

いきなりヤスリでこするの!!?

と、びっくりされたんじゃないかと思いますが、洗っても取れない銅のフライパンについた焦げ付きは、洗い落とすんじゃなくて、やすりで削り落とすんだそうです。

表面加工したフライパンでは絶対NGの行為ですが、純粋な銅や鉄のフライパンだったら正しいやり方みたいです。

[box class=”box27″ title=”注意”]銅のフライパンでも表面に錫の加工をした銀色のものは削っちゃだめですよ。[/box]

むむむ~、僕も「そんなことして大丈夫?」っていう不安がいっぱいだったんですが、どうやっても落ちない焦げを何とかしたかったので、とにかくやってみることに。

でもって、恐る恐るではありますが、やすりで黒焦げ部分をこすってみると・・・

紙やすりをかけた後の銅のフライパン

ジャリジャリって感じの手触りが伝わってきて、より一層「大丈夫か?」と思ってそ~っと様子をみてみると、

おおっ!なんかキラキラ輝き始めてる!

黒くてデコボコしてた焦げがとれて、銅の金属光沢が見える様になりました!

紙やすりについた焦げ付き

ヤスリの方を見ると焦げがべったりとついてます。

これなら超頑固な焦げもバリバリ削り落とせそうです。

ちょっと安心感もでて嬉しくなってきたので、さらにゴシゴシこすります。

銅まで削り落としてる紙やすり

そしたらヤスリにつく焦げがなぜかキラキラした色に。

はっ!

ど、銅自体を削っちゃってる!

焦げが落ちて行くのが楽しくて、ついついこすりすぎてしまったようです(笑)。

こうやって、見た目めこすりすぎがすぐに分かるのって意外と便利かもしれませんね。

焦げ付きがとれた銅のフライパン

そんなこんなでフライパンの表面の焦げを綺麗に落とすことができました。

あんなに黒くなってたフライパンが銅の光沢を放ち始めてます。

ヤスリでこすった後のラインが結構見えてるみたいなので、もう少し目の細かいやすりをつかった方がよかったかもしれませんね。

続いて内側の側面ですが、ここも垂れた油がそのまま凝結したみたいな激しいこびりつき具合です。同じように紙やすりでこすってみると・・・

って、局面になってるせいか紙やすりがあてにくくて、うまく磨けません。

持ち方や紙やすりの当て方を工夫して・・・

柄を固定する金具が出てる部分の周りとかも丁寧にこすると・・・

こんなに綺麗になりました~。

銅のフライパンってこんなにキラキラするものだったんですね~。もうすっかり忘れてました。

まだ隅っこの方に少し黒焦げが残ってるところもありますが、こんなに綺麗になってくれて嬉しいな~♪

ちょっと勢いがでてきたので、今度はフライパンの底に取り掛かります。

炎の跡がついている底も磨く

変色した銅のフライパンの裏側

フライパンを裏返してみると、これまたすごいことになってます。

裏側は料理で汚れるはずはないんですが、ガスコンロの炎の当たる部分が変色して汚く見えてるみたいです。なんか気持ち悪いよ~。

銅のフライパンの変色部分を紙やすりで磨く

焦げじゃないからとれないかもしれないな~、なんて思いつつヤスリでこすってみると・・・

紙やすりで磨いた銅のフライパンの裏側

綺麗になりました~!

汚い模様はすっかりなくなって、明るい銅の素地が見えてきてます。

そうそう、ヤスリでこすった後の筋がいっぱい入っちゃってますが、心配はいりません。

目の細かい紙やすり

用意しておいたもっと目の細かい1500番のヤスリで残った筋を消してさらにピカピカにしてあげます。

1500番ともなると、紙やすりの表面はツブツブもほとんどなくて、触るとすべらなくて抵抗を感じるかなってくらいのガサガサ具合です。

※うまく表現できなくてごめんなさい。

この超細かい目のヤスリでさらにこすってみると・・・

目の細かいやすりで銅のフライパンを磨く

みてみて~!こんなに綺麗になります~!

すでに綺麗になってると思ってた部分がさらに綺麗になって、黒ずみがなくなるっていうか、濁りがなくなるっていうか、とにかくより綺麗になるんです。

これ気持ちいい♪

もともとお掃除好きなんですが、これはいつにもまして超気持ちいい!

黒ずみがするするとおいていき、やすりの傷跡がなくなっていく様子がとにかく気持ちよくて、「誰かみてみて~っ!」て言いたいのに誰もいないのがもどかしいくらいでした(笑)。

勢いにのってきたので、続いて外側の側面も2種類のヤスリでみがいて・・・

焦げも変色も綺麗に落として・・・

ピッカピカに~♪

最初はあんなにビクビクしながらヤスリを当ててたのがうその様にガシガシ磨けるようになりました(笑)。

もちろん削りすぎはよくないので、やすりにつく汚れの状態をみながら汚れだけを落としていきます。

仕上げにピカールの研磨剤で磨きあげる

金属製品をピカピカにするピカール

焦げ付きや変色をヤスリであらかた落としたら最後にピカール金属磨きの登場です。

色んな金属製品をピカピカに磨き上げられるという定番商品らしいんですが、使ってみるのは初めてなので、どんな効果があるのかワクワクしますね。

ピカールが使える金属

使い方を見てみると、よく振ってから柔らかい布につけて磨くだけでOKというシンプルな使い方が出来るみたい。

ピカールを雑巾につける

こうやって使い古しのタオルにピカールをつけてみると、どうやら乳液みたいな研磨剤の様です。

どんな効果があるのか分からないので、試しに柄の部分を磨いてみると・・・

紙やすりで磨いた銅のフライパンの柄

すごっ!めちゃくちゃ綺麗になる~♪

右側が磨く前、左側が磨いた後なんですが、一目瞭然の研磨力じゃないですか!

しかもヤスリと違って傷も入らないし、すぐっごくいい!

すごい研磨効果に驚きながら本体部分も磨いてみます。

ピカールで銅のフライパンを磨く

多めにピカールをつけちゃってますが、こうやって磨くと・・・

ピカールで磨いた銅の表面

きゃ~!なんか鏡みたいにピッカピカになってく~!』

しかも、しっとり感があるっていうか、水を張ったみたいっていうか、とにかくピッカピカです。

って、さっきから『ピカピカ』ばかり連発してピカチューみたいになっちゃってますね(笑)。

汚れた真鍮の柄

紙やすりと違って複雑な部分も磨きやすいので、こういう本体と柄のつなぎ目の部分の汚れも磨きやすいのがいいところ。

真鍮wピカールで磨く

こうやってピカールをつけてタオルでこするだけで・・・

磨きあがた銅のフライパンの柄

ほら~!めちゃくちゃ綺麗に輝いてるでしょ。

なんだかもうテレビ通販のスタッフさんみたいな気分になってきちゃうくらいの効果です(笑)。

真っ黒になった雑巾

ちなみに、おちた汚れはタオルに全部ついてるみたいで、あっという間に真っ黒になります。

唯一のデメリットはタオルが真っ黒になってしまうことでしょうかね。

でもそれであんなに焦げ付いてた銅のフライパンがこんなに綺麗になるなら、全然問題なしです!

 

紙やすりとピカールでピカピカになった銅のフライパン

磨き上げたフライパンの表側

というわけで、あんなに汚くなっちゃってたフライパンがこんなに綺麗になりました~♪

写真を撮りながら短時間で作業したので、まだ隅っこの方に少し焦げつきが残ってますが、最初の状態に比べたらめちゃくちゃ綺麗になりました。

焦げ付いて汚くなったフライパン

なんてったって、ついさっきまでこんな状態だったわけですからね(笑)。

磨き上げた銅のフライパンの側面

購入した時と同じくらいの銅らしいおしゃれな色の金属光沢も復活して、なんだかまた料理が楽しくなりそうな気がしてきます。

磨き上げた銅のフライパンの裏側汚い模様のついてた裏側も、ヤスリとピカール金属磨きを使ったら、こんなにピッカピカです。

か、輝きすぎて眩し~(笑)。

綺麗な銅のフライパンで料理

きれいになった銅のフライパンでまたまたお好み焼きを焼いてみたら、いつもよりふっくらおいしそうに焼けた気がしまくりです♪

プロのフレンチシェフになった気分ですが、焼いてるのはあくまでもお好み焼きです(笑)。

銅のフライパンのお手入れは、ヤスリかけをするときは少しビビりますが、しっかり焦げを落とすことができますし、なによりピカールで磨き上げたときの仕上がりが感動ものの気持ちよさなので、超オススメです♪

「うちにも銅のフライパンがあるけど、とんでもないことになってるの」って方がいらっしゃったら是非一度試してみて下さい。きっと購入したときのトキメキも蘇ってまた料理が楽しくなると思いますよ♪

役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報

目の細かい紙やすり

今回はヤスリの目が少し粗目(600番と1500番)だったので、多少ヘアーラインという筋がのkっちゃいましたが、1000番と2000番くらいだったら、さらに綺麗にしあげられそうなので、試してみるときはヤスリの番手に注意して購入してくださいね。

銅のフライパンの焦げ落とし

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • E2013さんこんばんは〜。
    おおっ!
    同じ思いをしてる方がいらっしゃって僕も嬉しいです(o^^o)
    銅のフライパンはやっぱりピカピカじゃないと楽しくないですもんね。

  • 大変参考になりました。有難うございます。
    いろいろ、探したのですが、ここまで自分の状況と同じ方の情報がなくて、困っていたところです。早速試してみます。

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