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スギ花粉症の舌下免疫療法体験記!効果を期待してチャレンジします!

春は涙と鼻水が止まらなくなって、とっても、と~っても憂鬱なまあくんです。そんな花粉症の人に朗報がありました。なんと花粉症が治っちゃうかもしれないっていう治療法が保険適用で2014年10月から開始されたんです!
その名も花粉症の舌下免疫療法。早速その噂の治療法にチャレンジしてみたので体験の様子や効果をご紹介!
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筋金入りの花粉症です

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思い起こせば物心がついたときにはすでに花粉症だったような気がします。当時は花粉症という名前もなかったと思うので、春になるといつも風邪ひく子って思われてたみたいです。そうじゃないんです。花粉症だったんです!
花粉が多い年は涙と鼻水がとまらないので勉強や仕事も能率が著しく低下します。夜は鼻づまりで寝られなくなって睡眠不足になったりもしますし、ほんとにつらいんですよね。寝付く前に「もしいま強盗につかまって口にガムテープ貼られたら窒息してそのまま死ぬな」なんて怖いことを想像しちゃったこともあります(笑)。
もちろん薬を飲めばそれなりに治まるんですけど、それでも花粉がとっても多かったりするとやっぱり涙が。。。

治るものなら絶対治したい!

最近の花粉症の薬は眠気やのどの渇きも抑えられてて、比較的服用しやすいんですけど、毎年お医者さんにお薬をもらいに行ったり毎回服用するのも意外と面倒。花粉症の方なら「一生花粉症なんてやだ~っ!」って思いますよね。

ついに登場した根本的に花粉症を改善する治療法

そんな時に登場したのが花粉症をばっちりすっきりさっぱり治してくれるかもしれないという舌下免疫療法っていう治療法です。いままで服用薬はもちろん、目薬や超高級マスク、静電気の力をつかって鼻に花粉を寄せ付けないクリームやヨーグルト、怪しいお茶など、考えられるありとあらゆる花粉症に効くといわれているものを試したまあくんですが、「根本的」治療は存在しなかったんです。「花粉を寄せ付けない」か「症状を緩和する」っていう方法しかなかった中で、「根本的」に治しちゃうっていう治療方法ができたっていうのは、まさに希望の光です!

スギ花粉症の舌下免疫療法とは

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ちなみに花粉症の舌下免疫療法っっていうのは、分かりやすく簡単に言うと、花粉症の原因になる物質をちょっとずつ舌の下から体内に吸収させることで、花粉症のアレルギー物質に体を慣らしていこうというっていう治療法だそうです。継続的にちょっとずつアレルギー物質を増やしていくことで体を慣れさせるので、結構長期間続ける必要があるみたい。

それから現在は花粉症のなかでもスギ花粉に効くものが保険適用になったそうで、ほかの花粉に効くものはまだのようです。

そういえば花粉症のメジャーな原因物質っていえばスギ花粉のことだと思うので、「スギ花粉をなめるだけ?」って思っちゃいましたが、まさにその通りみたいで、シダトレンという名前のスギ花粉を含むエキスを舌下にたらしていくそうです。初回は医療機関でやってもらい、その後は自宅で自分で続けていくみたいですが、その後も厚生労働省の指針で2週間に1回くらいの頻度で定期的に通院が必要なんだそうです。アレルギー物質を使うので、過剰なアレルギー反応がでたりしたらまずいからということで結構慎重に処置するということのようですが、根気が必要になりそうですね。
ちなみにこの薬は薬局で販売されておらず、教育講習を受けたお医者様しか処方できないそうなので、頑張って通院することにしました!

スギ花粉の舌下免疫療法に対応してる病院はすくない

治療に時間がかかろうが、根気が必要だろうが、治るなら頑張る!って思って早速対応している病院を探してみましたが、近所には見当たりません。。。
ネットで調べてみても大阪府内で数件くらいしかみつかりませんでした。その中からちょっと遠いけどよさそうな対応医院をセレクトしていってみることに。

免疫療法を始める前に健康診断が必要

11月25日。意気込んで病院にやってきて、お医者様に初診してもらっていざ舌下免疫療法をするかと思いきや、「じゃ、まずは健康診断からね」っていう言葉が。おや?拍子抜けして不思議な顔をしてる私に先生が説明をしてれました。
アレルギー療法は過剰なアレルギー反応がでて大変なことになるかもしれないので、慎重に対応する必要があるります。きちんと心臓や肺の検査をしてから治療に入りますね。副作用は宝くじに当たるくらいの低い確率ではありますが、万一ってことを考えてしっかり確認しましょう。

たしかにごくまれなことであっても万一ってこともあります。ここは慎重に対応することに。

それから舌下免疫療法で効果があるのはスギ花粉がメインで、ヒノキにもちょっとだけ効果があるっていう事やハウスダストやダニのようなほかのアレルギーには効かないよって説明もありました。

健康診断でチェックしてもらった項目

主に心臓と肺の検査をしますっていわれて受けた検査がこちら!

・検尿
・心電図
・血液検査
・身長と体重
・肺活量
・胸部レントゲン
・心臓のエコー検査

んっ?心電図やレントゲン、血液検査くらいまではわかるとして、なぜ花粉症の治療をするのに身長体重と検尿がいるのかな?ちょっとひっかかるところはありますが、とにかく会社の健康診断とおんなじくらい充実した診断をしてもらいました。内容が充実してるってことはもちろんあっちの方も充実してるわけで、なんと13330円もかかりました。もちろん保険適用で3割負担ですが、やっぱり何事にもお金がかかるみたいです(笑)。

予想外の出費にちょっと切なくなってきましたが、それでも花粉症がばっちり治るかもしれないなら頑張ろう!って思って引き継続き頑張りたいと思います。

それからエコーといえば肝臓や膵臓だと思うんですけど、心臓もエコーってあるんですね。スキャナーを強く押し付けられたりもせず、意外と簡単にしてもらえました。

健康診断の結果で舌下免疫療法ができるかチェック

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そして一週間後。再度病院に行くと先生が健康診断の結果を教えてくれます。

先生「ちょっとコレステロールが高いみたいだけど、あとは問題なしですね。」

はうっ!コレステロールが高い。。。。
前回の健康診断の結果をうけて結構ヘルシーな食事を心がけていましたが年末の宴会やらイベントが目白押しだったのでそれが原因かも。。。

健康診断後に探したヘルシーな食べ物の記事はこちら→『糖質と脂質をチェック!コンビニの低カロリーなスイーツとパン!』

と花粉症治療そっちのけで、ショックをうけてたりするまあくんでしたが、気を取り直して先生の話の続きを聴きます。

アレルギーテストも同時に実施

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先生「それからアレルギーテストの結果もでてますよ。やっぱりスギ花粉に一番反応しますね。それからヒノキも少しあります。
あっ、それからハウスダストとダニ、イネ科の植物も少し反応でてますよ。」

私「へ~、そうなんですか~。」

私「ん?」 (ちょっと固まる)・・・

私「ええっ~~!!スギとヒノキだけじゃないんですか!?10年くらい前にチェックしてもらったスギとヒノキだけでしたよ!」kahun-cure25

以前アレルギーテストをしてもらった時は確かにスギとヒノキだけだったので、油断してたら10年の間にこんなにアレルゲンが増えてたみたいです(涙)。ひええ~。油断大敵ですね。

それにしてもアレルギーの種類の欄にありえない表記があります。まさかあの黒くてみんなから嫌われてる生き物のアレルギーまであるとはまさに恐るべしです。

舌下免疫療法が効くのはスギがメインでヒノキも少し効く

ハウスダストやダニ、イネ科の植物のアレルギー反応はそんなに大きくないみたいですけど、今回の治療で効果があるのはスギがメインでヒノキも少しあるよっていう説明を再度先生からうけて、いよいよ治療に入ります。

舌下免疫療法の副作用や危険性を確認

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カードに名前を書くようにいわれて、クレジットカードの勧誘かなっておもったら、もっと大切なカードでした。今回の舌下免疫療法はアレルゲンを体に取り入れるので、ひょっとしたらアレルギーによる過剰反応が出ちゃうかもしれない。時には意識を失ったり痙攣したりする人もいるらしく、そういった万一の場合に備えて「私はスギ花粉エキスによる舌下免疫療法をしてます」って表示されたカードを常に持っておくんだそうです。kahun-cure51

緊急連絡先も記載されてます

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先生がカードの緊急連絡先の欄に「緊急時は119番で救急車を呼んでください」って書いてるのをみてちょっと怖くなってきました。かかりつけの先生に連絡とってる場合じゃないからとにかく救急車を呼ばないと大変なことになるってことみたいです。

う~ん、なんかちょっと緊張してきました(笑)。

舌下免疫療法のやり方を聞く

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そしていよいよ治療の説明です。ボトルとスプレーの部品を渡されて、自分で準備するようにいわれたので、ビニールパッケージを開けてスプレーを組み立てる私。なんだか怖い薬を渡されてるような緊張感がでてきました。

薬の名前はシダトレンっていうみたいです。

舌の下にスプレー

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そんな緊張状態で何をされるのかと思ったら「自分で舌の下にワンプッシュしてね」とのこと。ちょっと拍子抜けしつつもやってみる私。ちょっと舌の下ではなくて歯のあたりにいってしまいましたが、まいっかと思って黙っていると、先生はしっかりチェックしてたみたいで。「さっきみたいに失敗しても追加でワンプッシュしたりしないで、次の日までまってくださいね」と言われました。

ちょっと恥ずかしい感じがしながらもうなずく私。舌下免疫療法は舌の下にアレルゲンを置き、2分間おいてから飲み込むというものなのですが、ワンプッシュで少量だったうえにほとんど歯にあたったので飲み込む必要はありませんでした。

舌下免疫療法の薬を飲んだ後は

ちなみに舌下にアレルゲンを垂らしたら2分おいて飲み込んじゃうわけですが、その後5分は食事をとってはダメなんだそうです。それから数時間は激しい運動も避けたほうがよいとのこと。もし過剰なアレルギー反応がおきるとしたら投薬から10分後くらいまでの間に起きるらしいので、その間は安静にしてようと思いました。

今後のシダトレンの服用方法の説明

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今後は毎日1回、舌の下にシダトレンのスギ花粉エキスをたらしてアレルギーに慣れていくんだそうです。そして数日ごとに量をふやしていき、ツープッシュ、スリープッシュ、とならしていって、一週間後には5プッシュもやることになるみたい。なんかレベルアップ感があってちょっとやる気がでてきました。私はレベルアップという言葉が大好きなんです♪

服用時の重要な注意事項

結局毎日1回舌の上に薬を垂らすだけのとっても簡単な治療だなって思ったんですけど、絶対守らないといけない大切な注意ポイントがあります。それは『一人の時にやってはダメ』ってことなんだそうです。過剰なアレルギー反応が起っちゃうと助けを呼べなくなるのでかならず、誰かがいるときにやってくださいとのこと。一人暮らしの私の場合は仕事中やランチタイムにやってねって言われました。

いよいよ舌下免疫療法チャレンジしてくよ!

というわけでようやく始まったスギ花粉症を完治させてくれるというスギ花粉の舌下免疫療法。どんな効果があるのがドキドキワクワクしますが、スギ花粉が飛散する2月頭まで頑張ってみようと思います。理想は完治することなんですけど、ばっちり治る人もいれば症状が軽くなるという方や効果がないって方もいらっしゃるようなので、毎日神様にお祈りしながらチャレンジしようと思います。

役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!

スギ花粉症の舌下免疫療法の期間や通院頻度は?

病院でなにか治療をするときに気になるのが通院の期間や頻度。スギの舌下免疫療法の場合はこんな感じなんだそうです。

①健康診断  (13330円)
↓ 1週間後
②初回の舌下免疫療法
↓ 1週間後
③状況を見るための通院
↓ 2週間後
④状況をみるための通院
↓ 以後2週間に一度通院していく

健康診断後と初回の舌下免疫療法開始後は1週間のペースで通院が必要で、その後は2週間ごとに通院することになるそうです。②と③の間はスギ花粉エキスの量がどんどん増えていくので、過剰なアレルギー反応を心配してるんだろうなってことは簡単に推測できたのですが、その後治療に慣れてスギ花粉エキスの量が安定してからも2週間おきに通院するのはなんでかなって思ったら、処方箋として薬を渡せる量が2週間分までって決まってるみたいです。

そしてこれを2~3年くらい続けると効果でて来るそうです。もう待ち遠しすぎて「待てません!」って言いたいくらいですが、念願の花粉症完治を目指して頑張って通院したいと思います!

★とにかくすぐ花粉症対策したい方に朗報!花粉を水に変えるマスクが発売されたそうです!

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