無事に引っ越しできてホッとしているまあくんです。引っ越しで気がかりなのがベランダ菜園の野菜たち。水耕栽培のプランターが中心ですが、土が入ったブドウのでっかい植木鉢もあります。そもそも運んでもらえるのか?いくらお金がかかるのか?ドキドキしながらも価格を抑えて無事に引っ越しできたので、引っ越し時のポイントを紹介します!
- ベランダ菜園の野菜や花の引っ越し方法を知りたい
- 引っ越し時にプランターや土をどうしたらいいかわからない
- 大事な果物の木を移動できるのか?
- 引っ越し費用をできるだけ安くしたい
なんて考えてる方に、きっと役立つと思うので参考にしてくださいね。
ベランダ菜園の野菜やプランターは土ごと運べるか?
結論をズバリ言っちゃいますと、条件はありますが、なんとか運んでもらうことが出来ました~。
- 枯れたり折れたりしても保証できない
- 一般的な観葉植物くらいのサイズまで
- ダンボール箱に入るものは梱包しておく
細かいルールや表現は引っ越し業者さんの規約によって違う部分があると思うので個別に調べてもらうとして、ざっくり分かりやすく言うと、この3つが条件になってました。
専用のトラックを手配して、個別に大事な植物のみ運ぶというのであれば別ですが、いわゆる普通のお引越し用のプランで植木や植物を運ぶ場合は、インテリアの観葉植物的なサイズのものであれば運ぶけど、枯れても知らないよっていうのが条件です。
実際に引っ越しをしてみて分かったんですが、
- 荷物は途中で別のトラックに積み替える場合がある
- 荷物を載せる時と降ろす時のスタッフは違う
- 数日にわたる移動になることもある
- 途中の水やりやメンテナンスはなし
みたいな状態で運ばれるので、「これは大事に運ばせてもらいますね」って笑顔でスタッフさんが言ってくれたとしても、その場限りの話になってしまします。
それから、ダンボール箱に詰められるくらいのサイズであれば、箱の中でプランターや植物が動かない様にきちんと固定しておけば他の荷物と一緒に運んでもらえますが、振動で箱の中でぐちゃぐちゃになってしまうということも考えられます。
逆にダンボール箱に入らないものは、枝や幹、鉢等、どこを持たれるか分からない、枝や幹、鉢等、どこを持たれるか分からないという状況が想定されます。
最悪枝が折れたりすることも考えられるので、運んでもらえるけどそれなりの覚悟が必要です。
ベランダ菜園の引っ越しの手順
でもって、この条件を踏まえた上で、普通の引っ越しプランでベランダ菜園のお引越しをするときにベストと思われる手順がこちらです!
引っ越し時の手順で「これがセオリー」というものはありませんが、実際にやってみて一番合理的で安く済ませられると思う方法なので、参考にしてもらえたら嬉しいです(^^♪
手順1 とにかく栽培を終了する
何より効果的なのは栽培を終了させることです。
栽培中の野菜で収穫できるものは収穫を済ませ、栽培を終了させましょう。
特にツルものの野菜はメロンやスイカなどの植物はツルが折れやすく、支柱やネットなどに絡ませて栽培している場合はそれをほどくのも困難なので、収穫を済ませて栽培を終了させるか、収穫が終わるまで引っ越しを避けるようにしましょう。
僕の場合は
- まだまだ収穫が続く水耕栽培のトマト
- 水菜や小松菜などの葉物野菜
の栽培を終了させました。
※無限トマトは「ちょっともったいないかな~」とも思ったんですが、超巨大に成長してて、観葉植物くらいのサイズとは言えないサイズになってたので断念しました。(+_+)。
手順2 とにかく物を減らす
続いて引っ越しのコスト削減に効果的なのが栽培グッズなどのものを減らすことです。
「全部持っていきたいのにな~」、なんていう思いもありましたが、引っ越しの荷物が多くなればなるほど料金が高くなります。ヘタをすると、新しく買った方が安いなんてことになるので、思い切って減らしましょう。
僕は以下のものを処分しました。
- 劣化したプランター
- ほんのちょっぴり残った薬
- ほんのちょぴり残った土や培地
- 錆びた支柱
- 100円均一でお試しで買った小道具
といっても、捨てる前にいろんな栽培時の思い出が蘇ってきて、捨てるのを躊躇しちゃったりもしました。
そんな時はこの情報を知っておくと踏ん切りがつけやすくなるかもしれません。
引っ越し業者に見積りをお願いした場合、「独身ワンルームマンションの引越し」とか、「4人家族の3LDKのマンションの引越し」というように、代表的な条件に合わせたサイズのトラックと作業員の想定でパック料金が設定されています。
でもってこのパックの料金は安く設定されている場合が多いんですが、一般的な家族が持っている荷物の量を超えると、いきなり特別料金になって値段が跳ね上がる場合があります。
1個荷物が多かったから単身者じゃなくてファミリー向けパックになったとか、1個荷物が多かったからパック料金外れて高い見積もりになった、なんて事は絶対に避けたいところです。
お金をいくら使ってでも全部持っていきたい!っていう方以外は、できるだけ荷物を減らしましょう。
手順3 見積り依頼時にベランダ菜園のものも申告
引っ越しする荷物がどれくらいあるか把握できたら見積りの依頼をしましょう。
一般的なお引越しパックの場合、業者さんに電話すれば、家電や家具などの数量とサイズ、必要なダンボール箱の数を伝えれば見積りしてくれます。
で、ここで迷うのがダンボール箱の数量です。
「大小の箱がありますが、何箱いりますか?」って聞かれても分かりませんよね。
ここではパック料金の中でどれくらい載せられそうか伺って、最大数量で頼んでおくのがおすすめです。
僕は少しでも見積りを安くしてもらおうと思ってやや控えめに考えて大20個、小20個でお願いしてみたんですが、梱包してる途中で全然足りないことが分かって、追加してもらったりするのにかなりバタバタしました。
僕:「大小10個づつ追加してもらえますか?」
オペレーターさん:「いや~、それだと大型トラックに変更が必要なので、トラックの手配と見積りのやり直しが必要になりますよ。」
ええっ!?冷や汗をかきながら「何個くらいだったら今のトラックで載せられますか?(涙)」って感じで恐る恐る相談すると、「う~ん、難しいんだけど、あと6個ぐらいなら・・・たぶん行けるかな~?」
っていわれて、その数に収まるようにさらにハードな断捨離をして・・・
みたいな感じでなんとか見積り額の変更なしで乗り切ることができましたが、もうほんとにハラハラすることになるので、できるだけ早いうちに見積り価格内でダンボール箱が何個くらい運べるのか、最大数量を把握しておくことをオススメします(笑)。
というのも、あとから分かったんですが、このダンボールの数は、プランターや土、栽培道具や肥料、栽培中の野菜や栽培容器等、家庭菜園のものでダンボールに詰められるものは全部含めた箱の数です。
僕はそれを知らなくて、さっきの箱の大幅な追加要請をすることになっちゃいました(笑)。
こういう箱に入りそうだけど入らないかもしれないようなサイズの水耕栽培キットなんかは事前にサイズを測って見積時に申告しておくと安心です。
菜園の野菜や果樹は見積時にどう伝えるか
そうそう、見積りを電話でお願いした時に、菜園の野菜や果樹をどう伝えるかなんですが、ストレートにしっかり伝えときましょう。そうでないといざ引っ越しの時に運んでもらえないなどのトラブルになります。
僕の場合は
「水耕栽培キットで育ててる超でっかいトマトの株は運べますか?」
「あとブドウ棚を運ぶ方法はありますか?でっかい植木鉢に植えてるんです。」
って感じで相談してみたんですが、
「ええっ?すごいですね・・・ええと、マンションですよね・・・ワンルームなんですよね・・・
う~んと、2人ぐらいで運べそうな鉢ですか?」
「インテリアの観葉植物くらいのものでしたら運べるので登録しておきましょうか。
枯れ保障はありませんが運べます。」
みたいな感じで、戸惑いつつもなんとか引っ越し可能な範囲で回答してくれました。
「そうですよね~。ぶどう棚は無理ですよね~。
じゃあ枝を選定してそれくらいのサイズにしておくので観葉植物1個でお願いします」
やっぱり無理なんですね。でっかいものは。。。
ここで超でっかくなったトマトの栽培完了と棚に仕立ててる鉢植えのブドウの選定が確定するのでした。
基本的にでっかい植木などは一般の引っ越しパックで引っ越しするのは無理で、特別料金で手配するとか、個別に専門の業者に依頼する必要があるそうです。
ベランダ菜園の植物の梱包
ダンボール箱は事前に届けてもらえるので、いよいよ梱包開始です。
ダンボール箱に入るものの梱包
梱包の方法は様々なサイトに情報が出てるので細かいところは省略しますが
- 植物は発送直前に梱包する
- 水が漏れない様にビニール袋に入れる
- 箱の中でプランターや植物が動かない様に固定する
というのが3大ポイントです。
実際に運んでみて分かったんですが、中身が横に動かない様にぎっしり詰めておくのは簡単なんですが、振動などの上下運動で植物がダンボール箱の蓋に激突したりすることがあるようなので、上下にも動きにくいようにプランターをガムテープで箱に固定するなどの対応をしておくとより安心です。
ダンボールに入らないものの梱包
ダンボールに入らない大きなものの梱包は自分でやらないで引っ越し業者さんに任せましょう。
ダンボール箱を切り開いたり、プチプチなどのシートをつかって、上手に梱包をしてくださるので心配はいりません。
大型のブドウの鉢植えの梱包
ここでブドウ棚、つまり瀬戸ジャイアンツの鉢植えの登場です。ダンボールに入らないので梱包はスタッフさんにまかせるとして、枝を切らなければなりません。
こんなに元気に茂ってくれてるので、剪定ははしたくないけど仕方ない!と思ってバッサリと剪定しました~!
って、全然短くなってないですね(笑)。
だってもったいないんだもん!何年もかけてここまで育ててきた瀬戸ジャイアンをちょん切るなんて!
ブドウが実る枝をきったら、また数年実がつかなくなるかもしれないし。。。
て、駄々をこねても仕方ないので、ちょっと作戦を考えてみました。
江戸時代の悪徳商人みたいな感じで引っ越しスタッフさんにそっと心付けをお渡しし、「大事なブドウなんですけど、これくらい選定したら運んでもらえますでしょうか~?」となにげなく、そしてさりげなくさわやかに聞いてみました。
そしたら「これは無理ですね~。枝は根元からバッサリ切ってください。」という明朗かつ的確な回答が。。。
はうっ!さっき渡したポチ袋返して!(>_<)
って思いつつも泣きながらさらに枝を切るのでした。
というわけでなかばやけになりつつも剪定したブドウの鉢植えがこちらです。
シクシクシク・・・
泣いてるうちに鉢はダンボール箱にまかれ、枝はプチプチシートをまかれて搬出されていきました。
枝がプラプラしてたので、持ち上げて運ぶ時に天井にあったったり、ドア枠にひかかかったりしたみたいなので、僕の様に思い切った剪定が苦手な方はトラックまで寄り添いましょう。
ベランダ家庭菜園の引っ越しは計画的に!
というわけで、ベランダ家庭菜園にあったブドウの植木鉢や水耕栽培のプランター、そして栽培道具もなんとか引っ越しすることができました。
ダンボール箱に入るものと入らないもので対応は違いますが、インテリアの観葉植物くらいのサイズまでで、枯れ保障がなくてもよければ、栽培途中だったり、土が入っていたりしても運んでもらう事は可能です。
とはいえ、ベランダ菜園で栽培しているものは簡単に引っ越しすることができないので、事前に準備を少しずつするとか、栽培が落ち着くころに引っ越し作業をするなど、計画的に進めることをオススメします♪
でないと僕みたいにドタバタしたり泣いちゃう羽目になりますよ(笑)。
役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!
デリケートな野菜は自分で運ぼう!
そうそう、気に入っている水耕栽培のベビーリーフなんですが、これはダンボールに入れようとしたものの、うまく固定することが出来ませんでした。
でも大丈夫!ベビーリーフは葉が柔らかくてデリケートなので、箱の中で踊ってしまうと葉がぐちゃぐちゃになりそうだったので、こうやって袋に入れて自分で運びました。
水耕栽培って軽くてコンパクトなので、こういうときもほんとに便利ですね。
新幹線や電車を乗り継いでも傷むことなく綺麗な状態で運べたので、大事にしている野菜やデリケートなものは自分で運ぶのが一番ベストな方法ですね(^^♪
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