苔テラリウムのおしゃれ感にはまってるまあくんです。しっとり&キラキラした緑が美しい苔の魅力が引き立つ『苔テラリウム』を自分でつくってみたらとっても簡単で楽しかったので、今回や苔テラリウムの作り方や材料を含めてご紹介!
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苔ってなんか癒されるな~
最近テレビや雑誌でもよく取り上げられてる『苔』。
日本の感性満点で、京都の苔寺や和庭でビロードの絨毯の様に広がってる苔をみるとなんだか癒されるんですよね。
この美しくて癒し感満点の苔をガラスの器やボトルに植え付けて身近なインテリアにしちゃう『苔玉』や『苔テラリウム』、『苔盆栽』等、いろんな苔の楽しみ方が流行ってるらしいので気になって早速調べてみることに。
苔テラリウムならおしゃれなインテリアとして楽しめる
でもって調べてて気づいたのがおしゃれでかわいいのにとっても簡単に作れちゃうという『苔テラリウム』。様々なサイズや形のガラス容器の中に苔を植え付けて育てるものなんですが、見てるだけで楽しくなっちゃうんです。
書店でも「苔テラリウム」や「苔ボトリウム」なんて名前で本がいっぱいでて、見てるうちに
これ綺麗でカッコイ~♪
部屋に置いたらおしゃれに違いない!
ボトルの中でこんなに育ってるのが不思議~。
と地味なはずの苔がキラキラ輝いて見えたんです。
よしっ!
苔テラリウムを自分で作ってみよう!
なんだかよくわからないワクワク感とやる気が出てきた私は、苔テラリウムの作り方を必死に立ち読みしちゃうのでした。
良い子の皆さんはきちんと購入してくださいね(笑)。
苔テラリウムの作り方!
でもって立ち読みで学んだ苔テラリウムの作り方を簡単にいうとこんな感じ。
- 好きな形のガラスボトルを用意
- ボトルに培養土を3㎝の厚みくらい入れてならす
- 適度な大きさの苔を配置する
- 培養土全体に霧吹きをする
- ボトルについた水滴をティッシュでふき取る
フムフム、本を見た限りではなんだかとっても簡単そうです。
これなら不器用な僕でもできそうなので早速準備に取り掛かります。
苔テラリウムを作るための材料
でもって苔テラリウムを作るために用意した材料がこちら!
苔を育てるガラスボトル
おしゃれな苔テラリウムにはカッコイイガラスボトルが欠かせません。
ガラスの瓶やキャニスターをたくさん扱ってるダイソーやセリアなんかの100円均一ショップで探してみましたがガラスが分厚くて透明感が少なかったり、表面がごつごつしててこれまた中が見えにくかったりしてイマイチな様子。
仕方ないのでネットで探しまくって見つけたのがこちらのガラスボトルです。
シンプルな形をしてるのはもちろん、ガラスが薄くて透明度が高いとってもおしゃれな入れ物で、なんと蓋つきなんです♪
苔は乾燥を嫌うものも多いので、環境に合わせてふたを閉めたり開けたりできるのは嬉しいところ。
しかも蓋もガラスなので照明が当てやすいとか、中を鑑賞しやすいメリットもあります。
木製の蓋のものもおしゃれでいいのがあったんですが、カビが生えたりしたら困るのでやめときました。
自分好みの苔
ボトルの次に探したのが苔ですが、予想以上にたくさんの種類があってビックリ!
苔といえば思い浮かべるであろうヤマゴケを始め、スナゴケやハイゴケ、スギゴケ、なかには見た目もそのままなシッポコケなんていう面白いものまでありました。
苔初心者の私はどれにしたらいいか全くわかりませんでしたが、それぞれの苔の特徴や見た目を比べつつ、最終的にホソバオキナゴケという苔を選択しました。
ホソバオキナゴケは通称ヤマゴケと呼ばれ、苔玉はもちろん苔盆栽なんかでも使われてる超メジャーな苔。
苔と聞いたら大抵の方が思い浮かべるのがこれだと思いますが、乾燥に強くて育てやすいうえに見た目も緻密な葉が生えそろうのでとっても綺麗なんだそうです。
購入したらパックに入ってやや乾燥した状態で届いたので、霧吹きで湿らせて復活させておきました。
(苔は乾燥に強く、枯れたりすることがないので、傷まない様にやや乾燥させた状態で販売されていることが多いんだそうです。)
苔テラリウムの土
苔を植え付けるために用意したのがこちらの苔テラリウムの土です。黒土を焼いて粒状にした土壌らしく。虫や病気がないのでとっても安心なのと黒い粒々の見た目がよかったので購入しました。
ちなみに他にも樹皮土壌とかケト土とか、いろいろ混ぜた混合土なんてのを使うと苔の生育にいいらしいんですが、まずは一番手軽で清潔感が高いこれを選んでみました~。
清潔感とおしゃれ感を優先しただけで、決して手抜きじゃないですよ(笑)。
それでは苔テラリウムの製作開始~!
苔テラリウム作り開始!
ガラスボトルを置いて苔テラリウムの土(黒土を焼成したもの)を底に敷き詰めます。粒々なので土や砂と違ってホコリも立たないし室内で作業できるのが嬉しいですね。
苔の綺麗な部分を適度なサイズにする
続いてトレーに敷き詰められた苔の中から綺麗で適度な大きさの部分をチョイスします。
こうやってみると苔の表面は小石があったり枯れた葉がついていたり、色が違ったりとかなり表情豊かですね。
普通はピンセットを使うらしいですが、私は日本人らしく?割りばしを使って苔をピックアップしてみました。
トレーの中の苔を箸でつまんでみると、苔は4センチ角くらいのパーツに分かれたものが敷き詰められてたようで、切り分けなくてもこんな感じで小分けできました。
そうそう、ホソバオキナゴケはこれくらいのサイズが小山の様にプックリ盛り上がって群生することから饅頭ゴケとも呼ばれてるそうですよ。
それにしても表面の緑が綺麗だな~。
このホソバオキナゴケの断面をみてみると、土はほとんどついてなくて、苔の葉っぱが枯れた部分が積み重なってる上に緑色の苔が敷き詰められてるって感じ。しかも箸でつまんだ感覚もフカフカでやわらかい絨毯みたい。土がなくて大丈夫かなって思いましたが、この苔はこういう状態を好んで成長するみたいですよ。
優しく土の上に苔を配置
苔は植え付けるというよりは、写真の様な感じで優しく土の上に置くのでOKみたいです。
か、簡単すぎる・・・
と言うか、置くだけでほんとに大丈夫なのかな~。
と思ったりしつつも次の苔を設置していきます。ちなみに私はボトルの中に丘があるように見せたかったので、中央を高めに、周囲を低めに苔を配置してみました。
ここでひとつポイントが。
苔ボトリウムの本で読んだところによると、苔はバランスよく土が見える面も残しつつ美しく配置するのがいいんだとか。苔は成長していくので、全面に敷き詰めなくてもいいそうです。
フムフム、バランスを考えてと・・・
と、学んだ事を実践しつつ苔を並べていきます。
それにしても綺麗な苔が黒い土に並んでいくと綺麗ですね~。
周囲の隙間に黒土を詰める
あとは端っことか苔の下で隙間があいちゃってるところに黒土の粒を詰めていきます。写真みたいにスプーンを使ってやると簡単にできましたが、こうやってると正露丸を思い出のは私だけでしょうか?(笑)。
表面のゴミを綺麗にとって整える
あとは散らかしちゃったというか、表面がボコボコしてるところを均したり、写真の様に枯れた葉の部分を掃除したりして綺麗にしてあげます。ここでも割りばしが大活躍してくれました。
霧吹きをまんべんなく苔に吹き付ける
苔を並べ終わったら霧吹きでまんべんなく苔を湿らせてあげて、水滴がついたボトルの壁はティッシュを使って綺麗にふき取ってあげれば苔ボトリウムの完成です!
じゃ~ん!
こちらが完成した苔ボトリウム!
とっても綺麗な円形に苔を並べることができました~。
えっ?
苔を全面に置くんじゃなくて余白を残して置くのがポイントじゃないのかって?
苔を並べてたら楽しくなったっていうか、ついつい欲張ってびっしり敷き詰めちゃいました(@^^)
皆さんが作るときは周囲に余白を残して苔が成長しやすいようにしてあげてくださいね。
おしゃれで簡単に苔ボトリウムができちゃった♪
というわけで立ち読み?の知識でトライしてみた苔テラリウムづくり、大、大、大成功で~す!
こんもりと丸い丘状に配置した苔がツヤツヤしてて、色と言い形と言い、とってもかわいくできちゃって大満足ですが、なによりこんなに簡単で手軽にできると思ってなかったのでビックリです。
もしテレビや雑誌でみて気になってたかって方がいらっしゃったら、予想以上に簡単に楽しめるので一度試してみてください。癒されるどころかワクワクするぐらい楽しめますよ♪
苔テラリウムの育て方
ところで、作った後の事ですが、苔テラリウムは1週間に1度くらいしっかり霧吹きで湿らせてあげるだけでOKなんだそうです。しかも蓋をしておけば数週間に1度でもいいんだとか。
意外と乾燥には強くて逆に高温多湿に弱くて蒸れるのを嫌うらしいので、風通しのよいところで育てていきたいと思います。
あ、そうそう、そういう意味でも、苔テラリウムに使うボトルは口が大きくて開け閉めできるのがいいみたいです。
ドリンクの瓶だと口が小さくて換気がしにくいとか、空きっぱなしだとエアコンで乾燥しちゃうとかあると思うので、蓋つきの瓶がオススメですよ。
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
苔テラリウムに必要なものは通販で買えるよ
今回苔テラリウムをつくるときに使った苔や土、ボトルは苔専門のショップなんかでも入手できるみたいですが、私の様に近所にそういうお店がないよって方は楽天やアマゾンでも簡単に購入できるのでチェックしてみてください。
私が購入した翔美苑というお店は苔テラリウムの道具や苔の取り扱い種類も多くて、たいてい送料も無料で対応がよかったのでおすすめですよ♪
★アマゾンや楽天で苔テラリウムの材料をチェックしたい方はこちら!
★苔テラリウムの作り方や育て方が詳しく解説された本
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