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リンゴの苗木を母にプレゼント!「モノ」より素敵な「体験」を楽しめちゃった

順調に実がなるリンゴの木

今年もいろんなことがあったなと振り返ってる大晦日のまあくんです。マンションのベランダで野菜やフルーツを水耕栽培っぽい方法で育ててるんですが、母の誕生日にリンゴの苗木をプレゼントしてみたら、親子共々期待以上に楽しい『体験』ができちゃいました。というわけで、今回は『体験』をプレゼントすると起こった楽しい出来事をご紹介!

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モノではなくて体験を母にプレゼントしよう

実家の母の誕生に何をプレゼントしようかな~と考えてた時のことです。

いつもだったらホワホワマフラーとか、あったか手袋、時には携帯の機種変更とか、いろいろ工夫してはいたものの、使ったら終わりっていう『モノ』が多かったので、たまには趣向を変え『体験』をプレゼントしてみたくなったんです。

今の時代は「モノ」より「体験や思い出」ってよくいいますもんね。

そこで思いついたのが、リンゴの苗木を送ること。

母は実家の小さな小さな畑でキュウリやトマト、ネギに茄子、大葉など、様々な野菜を育ててるんですが、田舎で土地も田んぼもあるのに、果物は育てたことがなかったんです。

たぶん果物の苗木は近所のホームセンターや農協でも販売されてないし、結構値段が高いので、家族に遠慮してたんじゃないかな~って思ったんです。

一生に一度の思い出に残るような誕生日プレゼントにしよう!

そう思った私は超おいしいリンゴが実る苗木を探すことに。

甘くておいしいリンゴの苗木を通販で購入

でもってアマゾンや楽天なんかを調べはじめたんですが、リンゴ大好き人間の僕が思いつく品種と言えば、「津軽リンゴ」と「富士リンゴ」です。

津軽リンゴは普通のリンゴより果肉がかためで、食べたときのシャリシャリ感が大好きなんです。甘いだけじゃなくて独特の爽やかさがあるのもすっごくいいんですよ。

食感を大事にする僕の中ではもうリンゴの王様っていうか神様みたいなものです(笑)。

そして富士リンゴはもう説明するまでもなく、みんなご存知だと思いますが、超ド定番のリンゴで、スーパーに行けば必ず置いてあるメジャーなリンゴですよね。

蜜が入った時期にはさらに甘みが増してジューシーな感じが大好きです。

はっ!いか~ん!

リンゴ好きの気持ちが爆発して、ついつい語りすぎてしまいました(笑)。

でもって、そんな私が探し出した苗木がこちらです。

そう、津軽リンゴです!

これは絶~対にはずせません♪

そして続いて選んだのが

超定番のリンゴ・フジです。

そのまんまじゃないですか!って突っ込みが入りそうですが、どうせ育てるなら好きなリンゴが一番です(笑)。

リンゴの木は2本以上ないと結実しない

ところで苗木をプレゼントするときになんで2本の苗木を、しかも品種の違うものを選んだのかというと、リンゴは『他家結実』といって、品種の違う木から花粉をもらわないと結実しないというとっても不思議な性質があるからです。

グーグル先生から教えてもらったばかりの情報なんですが、自分の花粉で受粉する一般的な植物と違うんだそうです。

「へ~っ」が100個ぐらいもらえそうな珍しい性質ですよね。

苗木をプレゼントしたら母が大喜び

通販で厳選した1年生(種から1年育てたもの)の苗木を注文して実家に直送~!

と注文ボタンを押してしばらくしたら苗が実家に届いたらしく、母からは喜びとお礼の電話がありました。

実家近くの風景

ちなみに実家はこんな田園風景が広がる道を抜けた先にあります。

ここに住んでたら、珍しいリンゴの苗木なんかは「苗木そのもの」だけじゃなくて「情報」も入らないと思うんですが、ネットや通販の発達でほんとに便利な世の中になってくれたもんです。ありがたいな~。

植え付けられたリンゴの苗木

植え付けられたリンゴの苗木

2018年のお正月。実家に帰ってみると、リンゴの苗木たちはこんな風に駐車場の横のスペースに地植えされてました。

よく見たら紐で枝の形状を制御しようとしているみたいですね。

母はリンゴの木の育て方を知ってたのかな?

富士リンゴの苗木

左側のの苗木は津軽リンゴです。葉っぱが一枚もついてなくて寒々しい感じですが、ちゃんと生きてるのかな~?

津軽リンゴの苗木

でもって右側が富士リンゴです。こちらは何枚か葉が残ってますが、なんだか心配な感じです。

どっちも赤いリンゴが印刷された札だけが目立っていて、後は棒っきれみたいな見栄えで、ちょっと心配になってきました。

ここは日当たりはよさそうですが、周囲に田んぼがあることもあり、粘土質の土が多くて水はけがあまりよくないはずなので、工夫した方がいいのかもしれませんね。

リンゴを見守るネコ

も~、まあくんは「ただいま」も言わないで何してるニャ~?

と我が家の猫がお出迎え。ごめんごめん、リンゴの苗木が気になって仕方なかったの(笑)。

猫と一緒に実家に入ると母と父が出迎えてくれました。

荷物を置いて着替えて椅子に座るやいなや、お茶を淹れながら嬉しそうに話してくれる母。

リンゴの苗木が届いたときに思ってたよりでっかくて驚いたのよ~。とか

お父さんにも手伝ってもらったからうまく植え付けられたわ。

って感じでいつもより楽しそうに話してくる母が輝いて見えた気がして、いい贈り物をしたなって心の中で思うまあくん。

紐で縛ってたのはなんでなの?ってきいてみたら、すごいものが出てきました。

母のリンゴの栽培計画書がすごい!

母のリンゴ栽培計画書

母が自分の部屋から持ってきたのは、なんとリンゴの年間栽培計画書。

しかも1年間の計画がしっかりとガンチャートになって手描きてで作られてたんです!

「すごいじゃんこれ!」驚いて食い入るように見る僕に「リンゴの本買って勉強したのよ~」って誇らしげに話す母をみて、まだ苗木を植え付けただけなのに、私まで幸せな気分になっちゃいました♪

それにしてもすごいですよね。水耕栽培好きを自称するまあくんではありますが、こんなすごい年間計画書は作ったことがないので、母の熱意とマメさに脱帽です。ちょっと尊敬しちゃいました。

はっ!

ケムシ・マキムシ類『捕殺』って書いてあって、『捕殺』のとこが赤で囲われてるのがちょっと怖いですね(笑)。

とにかくおいしいリンゴを作る為にやる気120%になってくれてるみたいです。

ゆっくり育っていくリンゴの苗木

育ってきたリンゴの苗木

そして時がたって1年半後の2019年のゴールデンウィーク。いつもの様に帰省してみると、リンゴの木が少し成長してました。

思ったより葉がすくなくて枝もひょろりんとした風貌なので、ちゃんと育ってるのかな~って思ったりもしましたが、特に病気になってるわけではなく、リンゴの木はゆっくり成長するものみたいですね。

リンゴの苗木が開花

そして花がたくさん咲いてました♪

リンゴの花は初めて見たんですが白くて綺麗です。おしべがたくさんでてたので、キット花粉がいっぱいとんで、ばっちり受粉してくれるに違いありません。

葉が茂ってきたリンゴの苗木

お盆休みに帰省すると、葉が青々と茂ってました。なんか枝も増えてる気がするし、5月~8月の間でこんなに成長するんだって驚く私。

母にリンゴの様子を聞いてると・・・

2年目の夏に結実

なんともうリンゴの実がなってました♪

すご~い!いっぱい実がなってる~♪

ご近所迷惑そっちのけではしゃいじゃうまあくん親子(笑)。

結実したリンゴの実に紙を被せる

虫がつかないように紙袋を被せたそうなんで、中身が見えないんですが、なんと6個ぐらい実っている様子。

紙袋の中身をサワサワして確かめてみると・・・でっかい!

結構大きくなってるみたいです!

おかあさん!これは期待できそ・・・

ポロリン!

 

ぎゃああああああああああ~!!!

り、リンゴの実がとれちゃった~っ!!!!

・・・・・・・・

 

 

リンゴの実の大きさを確認しようと紙袋に触れたとたん、リンゴの実が落ちちゃいました((+_+))

熟れる前に落ちたリンゴ

動揺しつつも中身を空けてみると、こんなに立派に育ったリンゴちゃんが。

しかもめちゃくちゃ綺麗なお肌と形。すでにサイズも大きくなってるし、このまま熟したら甘くておいしい実になったに違いありません。

ごめ~ん!

と謝りつつ、収穫第一号?のリンゴは仏壇に供えることになりました。

後で母から聞いたんですが、紙をかけようとしたらすでに何個か実が落ちちゃったらしく、どうやらこの時期のリンゴの実は落ちちゃいやすいみたいです。

みなさん、実ってるリンゴを見つけたら絶対触っちゃだめですよ。コロンと落ちちゃいます(笑)。

実ったリンゴが実家から届いた

自家製リンゴが収穫できた

そしてその年(2019年)のクリスマス。実家からこんなに立派なリンゴが届きました~♪

母曰く、あの後も実が落ちて数が減っちゃったけど、収穫できた数個のなかから一番いいやつをまあくんに送ったよとの事。

なんて優しいお母さんなんでしょう。

お母さんほんとにありがとう♪

それにしても色といい、形といい、大きさといい、その辺で販売されてるリンゴより立派ですね。

甘くておいしいリンゴになった

ワクワクしながらカットしてみると中身もとっても綺麗に仕上がってておいしそうです。

早速食べてみると

ん!?甘さがちょっと足りないような気が・・・

どうしよう。甘さが薄いような気がするけど、そんなことお母さんに言えない!

 

・・・

 

取り合えず1/4だけいただいて、後は冷蔵庫に保存して対策を考えることに。

でもって二日後の朝。

いい加減母に連絡しなきゃと思って朝ごはん代わりにリンゴを食べてみたら

んっ!!!?

甘くなってる!

なんとリンゴがすごく甘くなってました♪

富士リンゴらしいジューシーな甘さと爽やかな酸味がお口に広がりいます。

これほんとに一昨日食べたリンゴかな?って疑っちゃうくらいのおいしさにびっくり!

思わずリンゴをかじりながら母に報告の電話しちゃいました(笑)。

今まであまり考えたことがありませんでしたが、リンゴもメロンとかと同じで追熟とか食べごろがあるんでしょうね。

毎年実るリンゴがみんなの楽しみ

順調に実がなるリンゴの木

そんなこんなで今年(2020年)はリンゴの木もさらに大きくなり、こんなにたくさんのリンゴを実らせてくれました~。

ここまでたくさんの実がなるまで母が相当大事に育てたらしく、消毒したり肥料をやったりすごく頑張ってくれたみたい。

改めておかあさんってすごいな~って思いました。

※なぜか富士リンゴはいっぱい実ったけど、津軽は実が全部落ちちゃったらしいです。難しいのかな?

でもって先日実家から届いたのがこちらの富士リンゴ。収穫量が増えたので、今年は2個も送ってくれました♪

コロナで年末年始の帰省が絶望的な私にとっては、とっても嬉しいクリスマスプレゼントです♪

程よい甘みと酸味のリンゴ

切ってみると、とっても果汁がキラキラと輝いてとってもおいしそうです♪

きっと母が気を遣ってまた一番おいしそうなのを送ってくれたんだろうな~。

ウサギの形にカットしたリンゴ

嬉しすぎてウサギさんにカットしちゃいました♪

で、味の方はもう言うまでもありません。

届いてから3日間冷蔵庫で熟成させて完璧な状態で食べたのでおいしさ満点です♪

シャリシャリとした心地よい食感とお口に広がる爽やかな甘み。もう250点です(笑)。

『モノ』ではなく『体験』をプレゼントしてみよう

収穫したリンゴ

というわけで、母に毎年贈ってる誕生日プレゼントを『モノ』から『体験』に変えてみよう大作戦!

期待以上の大成功で~す!

僕がやったのは楽天でリンゴの苗木を探して実家に届くように注文しただけなんですが、母はいつも以上に大喜び。

年間計画を立てて、消毒や剪定、肥料まきに枝の仕立てロープ設置と、ほんとに大事に育ててくれて、毎日とっても楽しんでくれたみたいです。

しかも、その様子を話してくれる母の笑顔が本当にうれしそうで輝いてるので、本当にいいことをしたなって、自分まであったかい気持ちで嬉しくなってしまいました。

お父さんやお母さん、そしてお子さんに誕生日やご褒美のプレゼントを考えてる皆さん。今年はモノではなくて『体験』をプレゼントしてみてください。

きっと目を輝かせながら笑顔で楽しんでくれると思いますよ♪

特に実がなるフルーツの苗木のプレゼントは、長期間楽しむことができて、楽しい上においしいので特におすすめです♪

 

 

ブログ記事を読んでくださっている皆様へ

いよいよ2020年も今日で終わりです。

私は今年のブログ納めとしてリンゴの苗木の記事をかいてて、「こんな私のたわいもない記事を読んでくださっている方々がいて、本当にありがたいな~」って気持ちでいっぱいになりました。

長文になりがちなまあくんブログは読むのも大変だと思うんですが、

「いつも楽しく読んでます」とか「次の記事を楽しみにしてます」ってコメントをたくさんいただいて、ほんとにうれしい限りです。

批判的なコメントや炎上も経験したことがないので、本当に素敵な読者の皆様に恵まれたんだと思います。

ここ2年ほど仕事が忙しすぎて更新頻度が下がってますが、これからもブログも自分も少しずつ成長できるように、毎日がちょっぴり楽しくなるような記事を掲載していきますので、応援してくださいね(@^^) /

それではみなさま。よいお年をお迎えください♪

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