スマートウォッチや活動量計の一歩先を行く機能とデザインを両立した「ハイブリットスマートウォッチ」ってご存知ですか?
普通のスマートウォッチの機能を持ちつつも、毎日充電する必要がなく、デザインは普通のアナログの腕時計と同じでハイセンスなので感度の高い方達の間で人気が出てきているそうですが、様々な機能のものが出てきているので、購入時にどれにしようかと迷うことも多いみたいです。
今回は実際に1年ほどハイブリッドスマートウォッチを使ってみた経験を活かして、これから購入される方に選択のポイントを押さえたオススメのものをご紹介します!
ハイブリッドスマートウォッチを検討されている方はもちろん、普通のスマートウォッチを検討されている方も是非参考にしてくださいね。
ハイブリッドスマートウォッチとは
スマートウォッチとハイブリッドスマートウォッチは全く違うものなんですが、名前が似ててちょっと間違えやすそうなので念のため確認しておきますね。
スマートウォッチ:時計型の液晶画面をもち活動量計の機能を盛り込んだもの。文字盤ではなく液晶画面で時間や運動の記録を表示し、メールなどの着信おしらせ機能や中身を見る機能が搭載されているものもある。中には音楽を聴くことができるものもあり、いわゆるスマホが時計型になったようなイメージ。ただしバッテリーのもちが半日~1日程度のものが多い。
ハイブリッドスマートウォッチ:見た目はアナログ時計でデザイン性が非常に高い。液晶画面はないか、あっても小さいものが多い。活動量計の機能をや睡眠計の機能、スマホの着信通知機能などをもつが、メールなどの着信機能は着信だけを知らせるなど必要最小限で、メールの中身を見ることはできない。逆にバッテリーのもちがよく半年程度もつものもある。
Contents
普通のスマートウォッチのデメリット
健康維持や運動習慣のモチベーションアップができると人気のスマートウォッチ。1日に歩いた歩数や様々な運動の消費カロリーを記録するだけでなく、睡眠時間や睡眠の質、心拍数を記録したり、中にはメールを見たりすることができるものまであります。
ところが、デザインが機械っぽかったり安っぽかったりしてイマイチだったり、毎日充電しないと使えなかったりと、購入するときには気づかないデメリットがあったりします。使う方によってメリットやデメリットは変わりますが、ほとんどの方で共通するデメリットがこちら。
- デザインがかなりイマイチ
- バッテリーのもちが極端に悪い
まず普通のスマートウォッチは本体がでっかいものが多く、女性や腕の細い男性には似合いません。
それからハイブリッドスマートウォッチで代表格とされているapple watchなんかもそうですが、本体がポヨンとして大きめで金属製、バンドがゴムという場合が多いので、仕事の時やフォーマルな時にはちょっと場違いな感じがして身に着けるのをためらうこともあります。
apple watchを見たことがない方はこちらをチェックしてね↓。
また、活動量等や時刻の表示に液晶画面を使うのでバッテリーの消費が大きく、毎日充電しなければならないものがほとんどです。スマートウォッチの代表格であるapple watchはなんと18時間しかバッテリーが持たないんです。
充電すればいいだけの様に思えますが、活動量計として使うスマートウォッチはほぼ24時間365日、身に着けて使うものなので、頻繁に充電が必要だととっても不便なんです。
「充電してたらつけ忘れて外出しちゃった!」なんてことになったら本末転倒ですもんね。
ハイブリッドスマートウォッチで大事な機能
で、この普通のスマートウォッチが持つ弱点を克服したのがハイブリッドスマートウォッチ。
デザイン性は普通のアナログ時計なのでビジネスシーンだけでなくフォーマルなシーン、お買い物に行くカジュアルなシーンでもおしゃれに身に着けられます。
また、液晶画面が無いか、あっても小さいのでバッテリーのもちが大幅に長くなっていて、少なくとも数日以上、中には数か月~半年ももつものもあります。スマートウォッチは常に身に着けていないと意味がないので、充電してるのを忘れて外出することが減るというのはとても大きなメリットです。
そんな便利なハイブリッドスマートウォッチを実際に1年くらい使ってみて、「これは必須だな」と気づいた機能を優先順位が高い順にならべてみます。
- どんなシーンでも使えるデザイン性
- つけ忘れることがないバッテリーのもち
- いつでもつけていられる防水性
- 着信通知やアラームなどの自分に必要な機能
- バンドの交換ができるもの
スマートウォッチを身に着ける理由は人それぞれですが、誰しも必要となるのが高いデザイン性です。仕事でもプライベートでも、どんなシーンでも気軽に身に着けられるファッション性は必須。
いくら健康に気を使っているといっても、身に着けてて恥ずかしくなるようなものではダメです。ここぞというプレゼンの場や結婚式にゴムバンドみたいな活動量計をつけて出席できませんもんね。
活動量計と違って、思わぬうちに「自分は今健康に気を使ってる」ってPRしてしまう事もないので、さりげなくダイエットや健康維持をすることができます。
それから運動量や睡眠時間を記録するにしても、メールの着信を知りたいにしても、スマートウォッチで大事なのは常に身に着けているということなので、寝る前に外して充電したものの、そのまま翌朝つけ忘れて外出しちゃったなんてことがないように、毎日充電が必要になるような製品は避けた方がベターです。
最低でも数日間、できれば1ヶ月以上充電不要のものを選びましょう。
それから常に身に着けているという意味では防水機能も必須です。洗い物や手を洗う時、急な雨など、腕時計が水にぬれるときというのは意外とよくあるってことが実際に使ってて分かったので、購入前に確認しておきましょう。
そのほかの活動量計としての運動量計測機能や着信通知、アラームなどの自分に必要な機能についてはライフスタイルや目的によって変わりますので、自分にどんな機能が必要か厳選するのがポイントです。
何でもかんでもすべてをスマートウォッチに求めるのではなく、スマホやタブレットなど、自分が普段持ち歩いているものと役割り分担をして使うのが賢い使い方なんですが、意外とこれが合理的に考えられなかったりするので、後で具体例を挙げながら詳しく紹介します。
そして最後になりますが、睡眠時間も含めて様々な記録をしてくれるスマートウォッチは大袈裟にいえば24時間365日身に着けている場合もあり得ます。
普通の時計に比べてバンドの汚れや老朽化も早くなるので、気軽にバンド交換ができるものがいつでも気持ちよく身に着けていられる秘訣です。バンド交換が手軽にできるものなら、TPOに合わせて革や金属、ゴムといったようにバンドのデザインや材質を変えて使えるのでおしゃれ度もアップしますよ。
オススメのハイブリッドスマートウオッチ3選
というわけで、私が実際に使っているものも含めて、ハイブリッドスマートウォッチに求められる条件をほぼ満たしているまあくんオススメのハイブリッドスマートウォッチをご紹介!
GARMIN vivomove HR (ガーミン ヴィボムーブHR)
こちらは高いデザイン性と機能を兼ね備えた最新のハイブリッドスマートウォッチです。
ワクワクするシンプルかつ近未来的なデザインがいいですよね。
バッテリーの持ちはそれほど長くはありませんが、最大5日間もつので、毎日充電する必要がなく、出張や旅行時に充電器を持ち歩かなくてOKです。
さらにガーミンのハイブリッドスマートウォッチは機能が充実しているのが特徴で、一般的な活動量計で計測できる歩数や消費カロリーだけでなく、心拍計を搭載しており、なんとストレス状態まで計測してくれる優れものです。
自分がいる場所の天気予報を表示する機能があるので、外回りの営業の方やテレビでのんびり天気予報を見る時間がない方にピッタリです。
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- バッテリー持続時間:最大5日間(時計にクリップを接続して充電)
- 防水:シャワーや水泳可能
- 機能:光学心拍計、ストレス計測、フィットネスレベルの詳細情報、歩数、カロリー、距離、心拍数、週間運動、通知機能、ミュージックコントロールなどのスマートフォン連携機能、気圧高度計、天気情報、
- バンド交換:交換可能(幅20㎜)
- マニュアル:公式マニュアルぺージ
【こんな方にオススメ】
- デザイン重視の方
- 運動時に心拍数を確認したい方
- ストレスレベルを計測したい方
- 気軽に天気予報を見たい方
●女性向けにこんなでざいんのもあるよ♪
GARMIN vivomove Style White / Rose Gold
スカーゲン HAGEN CONNECTED
私も愛用しているハイブリッドスマートウォッチで、今回紹介する中でもっともおすすめできる製品です。
特にオススメなのはデザイン性の高さとバッテリーの持ちがすごく長いということ。なんと半年間くらいもちます。
スカーゲンという腕時計ブランドが作ったハイブリッドスマートウォッチなので、デザイン性の高さは折り紙付き。見た目もごく普通のアナログ時計にしか見えないので、本人以外はこのスマートウォッチになってるなんて誰も気づかないくらいのレベル。活動量計をしてる人に、「これも同じ機能があるスマートウォッチですよ」っていうとすっごく驚かれます。
また、バンド交換がワンタッチでできるので、革やゴムなど、状況に合わせて材質や色を変えられるのもグッドです。
- バッテリー持続時間:ボタン電池式で4~6ヶ月(電池は自分で簡単に交換可能)
- 防水:3気圧(手洗いや雨はOKだけどシャワーや入浴はNG)
- 機能:時刻・日付の自動調整、アクティビティおよび目標トラッキング、睡眠の時間と質を記録、フィルタリング通知機能、セカンドタイムゾーン、アラーム、スマートフォンのリモコンとして使用できるスカーゲンリンク機能(カメラの自撮りシャッターボタン、音楽の再生や一時停止等のコントロール)
- バンド交換:ワンタッチで交換可能(幅20ミリ)
ちなみにこの腕時計。2016年の秋位に発売されたものなので、時折アマゾンで安くなっている時があるので気になる方は要チェックです。
【こんな方におすすめ】
- 充電が面倒に感じる方
- 充電してるうちに身に着けるのを忘れそうな方
- 断捨離系で必要な機能を厳選したい方
- スカーゲンのハイセンスなデザインを楽しみたい方
- ファッショナブルにバンド交換を楽しみたい方
- 機能はシンプルでわかりやすい方がいいという方
新しいモデルも登場していて、さらにシンプルなモデルもあるよ。
●女性向けにこんなおしゃれなデザインのもあるよ♪
NOKIA Steel HR
ノキアSteel HRはハイブリッドスマートウォッチの中では多機能なタイプであるにもかかわらず、バッテリーの持続時間が結構長いのが特徴です。
水泳まで可能な防水機能をそなえ、心拍数や水泳の記録もできるという充実っぷりなのでスポーツクラブなんかで様々な運動をこなしている方におすすめです。
また、ハイブリッドスマートウォッチは男女兼用のものが多いんですが、この時計は男女それぞれに合わせて二種類のサイズが用意されています。バンドの太さも18㎜の女性用と20ミリの男性用があるので、もっともファッション性が高いとも言えます。
この時計もバンド交換がワンタッチでできるので、革やゴムなど、状況に合わせて材質や色を変えられます。
- バッテリー持続時間:最大25日間(専用充電代に置いて充電)
- 防水:5気圧(洗い物、シャワー、水泳まで可能)
- 機能:心拍数、歩数、距離、消費カロリー、ランニング、水泳、睡眠、スマートフォン通知
- バンド交換:ワンタッチで交換可能(18㎜と20㎜のタイプあり)
【こんな方におすすめ】
- 性別に相応しいサイズのものを希望する方
- 機能とバッテリーの持ちのバランスを取りたい方
- 心拍数を知りたい方
- 水泳をしている方
- バンド交換をして楽しみたい方
ハイブリッドスマートウォッチをみつけよう!
デザインと厳選された機能を両立し、充電の手間が少ないハイブリッドスマートウォッチ。
使ってみると、1日や時間を大事に使うことができるようになったなって思います。今日は運動が足りないから帰りは一駅歩いて帰ろうかとか、最近睡眠時間が足りてないから今日は早めに寝ようとか、何気なく過ごしていた時間や行動を見直し、より充実した丁寧な生活ができるようになりました。
毎日を充実させたいとか、健康を維持したい、ダイエットしたいなんて方にはとってもオススメなツールですが、一旦購入したら毎日長時間使うことになるものなので、よく検討してベストな選択をしてくださいね♪
役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報
自分に本当に必要な機能の見極め方
ハイブリッドスマートウォッチを比較検討するときに陥りやすいのが高機能&多機能病。
様々な機能がついてるとなんとなくかっこいいとか便利そうな気がして魅力を感じたりしましますが、使わなければ宝の持ち腐れ。私もそうですが、実際に購入してみると、予想以上に使わない無駄な機能いっぱいだったなんてこともあります。
例えば運動習慣の定着や記録が目的であれば活動量計としての歩数カウント機能や運動量の記録できる種類(徒歩、ランニング、自転車、水泳等の対応できる運動の種類)が重要になりますし、無理のない運動が目的ならば心拍計の機能が活躍してくれます。
「様々な運動に対応できると思って購入したけど自転車は記録できなかった!」なんてことのないように、記録できる運動の種類はよくチェックしておきましょう。
それから会議中にメール着信を知りたいのであれば、メールやライン、SNS等、どの通信手段に対応しているのか、誰からのメールか判別できるのか?等が判断材料になりますが、こういった機能についてはどんなシーンでどんな風に使うか想像してみましょう。
例えばメールの着信を確認したいとして、どんなときにどんな風に使うか想像してみます。
取引先からの緊急の連絡を待っているけど重要会議に出ている。そんなときに腕時計にメールの中身の表示機能や返信機能があったとしても、小さい液晶画面でメールの着信を確認したうえで長い文章を読み、文字を打ちにくい腕時計から返信を打つなんて手間のかかることはしませんよね。
取引先から緊急の着信があったことにさえ気づけば、スマホやタブレットで内容を確認してメールで返信をするとか、ちょっと会議室を抜け出して廊下でスマホを使って電話するはずです。
といわけで、全ての機能をスマートウォッチに求めるのではなく、スマホやタブレットなど、自分が普段持ち歩いているものを活用して、実際にどんな風に自分が使うかを想像して、必須の機能や妥協できる機能を整理しましょう。
本当に必要な機能を知ることができれば、よりコストメリットがあって、軽くてバッテリーの持ちがよい製品を賢く選択することができます。
また、詳細な機能を知りたい場合はオンラインマニュアルを見ましょう。公開してるものとそうでないものがありますが、オンラインマニュアルを見れば詳細な機能や使い方が分かります。
例えば販売サイトの解説に「筋トレのレップ数がカウントできる」とかいてあってもマニュアルを詳しく見ると「腕の運動しか記録できない」とか書いてあったりしますし、逆にこんな機能もあったのか!と使いやすさに魅力を感じることもあるので、実店舗で確認できない場合は、ぜひ活用しましょう。
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