ネギのシャキシャキした食感が好きなまあくんです。薬味や料理の彩りアップに便利なネギですが、ベランダ菜園で栽培すれば、いつでも好きなだけ収穫できて超便利。土を使わないスポンジ水耕栽培で簡単に栽培できるので、今回はネギの栽培法を紹介します!
ネギをスポンジ水耕栽培しよう!
皆さん料理にネギを使ってますか?
僕はネギのシャキシャキした食感が大好きなので、お蕎麦やみそ汁はもちろん、いろんな料理の上に刻んだネギをドバっとかけてます(笑)。
でもって、そのネギはスーパーで買ってくることもありますが、ほとんどは自宅のベランダで育てたものを使ってます。
だって自分の家で育ててると、いつでも好きな時に新鮮なネギを必要な量だけ収穫して使うことが出来るんです。使い残しも出ないので、環境にもお財布にも優しいんですよ。
ネギをスポンジ水耕栽培で育てる方法
というわけで、僕がいつもやっているマンションのベランダでも育てられるプランターで水耕栽培する方法を紹介しますね♪
ネギの栽培期間
まずはネギの栽培期間を紹介しておきます。
ネギは年に2回栽培適期があり、
- 春蒔き:4月初旬に種まきをして6月に収穫
- 秋播き:10月初旬に種まきして12月に収穫
が一般的です。
それから、収穫の時期になると大体1か月くらいの間、収穫を続けることが出来ます。
ちなみに、この期間以外でも種まきしたことがあるんですが、多少時期がずれても問題なく育ってくれました。
さすがに真冬に発芽はしませんが、ある程度暖かい時期に種まきして発芽さえすれば、その後は多少寒かったり熱かったりしても元気に成長してくれましたよ。
ネギの種の品種選び
ネギはいろんな育て方がありますが、僕の場合は種から育ててます。
ネギの種はいろんな品種があるので、好みで選ぶのがいいと思いますが、僕の場合は緑色が鮮やかで見た目が綺麗な京千緑(きょうせんりょく)という品種の種を使ってます。
この品種は初心者でも育てやすいって特徴もあるんですよ。
種のパッケージを開けてみると、こんな見慣れない見た目の種がたくさん入っていました。
ネギの種は色も形も独特で、まず驚くのが真っ黒いボディ。もう真っ黒焦げになってるんじゃないかと一瞬驚いてしまうほどの墨色をしています。
そして形もカクカクしてて、ちょっとどこから発芽するのかな?って思っちゃうような不思議な形をしてます。
ネギをプランター栽培するためのおすすめの道具
このネギの種まきの方法ですが、おすすめのプランターや種まきの方法はほかの野菜でも何度も紹介してるので今回は省略します。
詳しく知りたいは是非こちらの記事をご覧くださいね。
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今回は10月に種まきする秋蒔きの場合の様子を紹介しますね。
ネギをスポンジ水耕栽培してみた時の記録
ネギの種の発芽
10月の初旬に種まきをしてから1週間ほどすると、ネギが発芽し始めます。
ほかの種に比べると発芽に時間がかかる感じですが、それ以上に気になるのがこの姿
なんだこれ~!?
って首をひねりたくなるような発芽の状態ですよね。
普通の植物だったら発芽したら双葉が開きますが、ネギの場合はこんな風に細長ちっさいネギが半分に折れた状態で発芽するんですよ。
なんでこんな風に発芽するのか不思議でしかたありませんが、コンパクトに折りたたまれたネギがひらいていくかんじなんでしょうかね。
そしてさらに一週間ほどすると、逆Uの時に折れ曲がってたネギは一回り成長し、先っちょがでてきてピョンって感じでまっすぐになり始めます。
あの状態で成長してきて折れたりしないでまっすぐになおるってのがすごいな~。
ネギの苗の間引き
そうそう、これくらいの時期に苗の間引きも行います。
密度が一定になるように間引くんですが、ちょっと種の発芽状態がおかしいですね。
密集地域と過疎地域の差がでかすぎです(笑)。
苗が過密になってる部分のネギをつまんでひっこぬくんですが、これがちっちゃくてかわいいんです♪
みてくださいこのちっちゃいネギ。
まだ成長を始めたばかりなのに、もうすっかりネギの形や色をしてて超かわいいですね。
ちなみに「間引き」といってはいますが、ほぼ収穫と同じ意味だったりします。こんな感じでほかの野菜と一緒に間引いてベビーリーフとして楽しめますよ。
間引いた後は根元がグラグラするので写真の様にネギが倒れたりいろんな方向にむかってたりして雑多なイメージになりますが、心配はいりません。
このまま育てると綺麗に成長してくれますよ。
手間いらずですくすくと成長するネギ
そしてここまできたらあとは貯水タンクの水(培養液)がなくなったら追加してあげるだけです。
ほかには何もしなくてもどんどん育っていってくれます。
ネギはもともと病気や虫がつきにくく、とっても丈夫なので、水さえしっかりやっていればばっちり育ってくれます。
こんなに小さい姿をしてて・・・
根っこもほとんど伸びてない状態なのに・・・
種まきから2か月ほどすると、こ~んなに立派なネギに成長してくれます♪
あんなに細くてひょろひょろしてた苗が、太くて立派なネギに成長してくれるのって不思議ですよね。
しかも品種の特徴なのか、とってもきれいな緑色で、つやつやしてておいしそうです。
ネギは根元が白いのが定番ですが、この品種は根元まで緑色になるみたいです。
ちなみにここまで育っても根っこは意外と広がらないみたいで、ちらっと容器から飛び出してる根っこがあるかな~ってくらいです。
ほかの野菜だったら、ここには根がびっしり広がってる場合が多いんですが、ネギは根の成長は控えめみたいですね。
ネギの成長が嬉しくてもっともっと育てたくなってきますが、あまり成長させすぎると風にあおられたりして写真の様に根元から倒れてきたり、途中で折れちゃったりするので、ほどほどに成長したら収穫をしますよ。
ネギを収穫して料理に活用
大きく成長したら、いよいよネギの収穫開始です。丸ごと抜いて使ってもいいですし、こうやって必要な量をはさみでちょん切ってつかってもOKですよ。
水耕栽培で育てたネギの味と活用方法
僕の場合は必要な時に必要なだけ収穫してすぐ使う様にしています。
ネギがのってないとなんだか物足りないっていうか寂しい印象の具沢山みそ汁が・・・
ネギを載せるとこんなにおいしそうになります♪
あれ?なんだかネギ以外の具材も増えてる気がしますね・・・
写真間違えたかな?
ま、細かいところは気にしないでくださいね(笑)。
料理下手がばれちゃいそうな手抜きのキノコチャーハンもネギをのっけると・・・
ほら~、こんなにおいしそうになりましたよ♪
ちっちゃい刻み葱をパラパラっとかけるだけでこんなにおいしそうになるなんて、ネギの存在って意外と大きなものなんですね。
こんな感じで、料理の彩りアップと、シャリシャリした食感を加えたいときに大活躍してくれますよ。
超簡単なスポンジ水耕栽培でネギを育てよう
というわけで、ざっとスポンジ水耕栽培でネギを栽培した時の様子を紹介してみましたが、ネギは誰でも簡単に育てられて、料理のレベルをアップしてくれる家庭の味方です。
虫や病気にも強いので、そういうのが苦手って方でも気にせずぞだてることが出来ますし、水やりをするだけで元気に成長してくれるので是非一度試してみてください。
いつでも新鮮なネギを自由に使える便利さにはまって毎年のように栽培したくなると思いますよ♪
役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!
ネギの再生栽培をしたいなら
そうそう、最近はやってるリボベジ(再生栽培)ですが、このプランター栽培のネギもリボベジをすることが出来ます。
はさみでちょん切った株からこんな風にネギがニョキニョキと伸びてきて成長を続けてくれます。季節にもよりますが、真冬以外の暖かい時期なら再度元気に成長してくれるので試してみてくださいね♪
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