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プランターで芽キャベツの栽培!大きく育つ意外な育て方は?

芽キャベツはキャベツのミニチュア

今年最後の記事をベランダ野菜栽培記事で締めくくろうとしているまあくんです。今回はベランダ菜園で栽培にチャレンジしてみた超かわいい『芽キャベツ』の栽培と意外とうまく育つ育て方を紹介します!

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かわいい芽キャベツのを育ててみよう

皆さん『芽キャベツ』って知ってますか?

収穫した芽キャベツ

キャベツの仲間ってのは名称からなんとなく想像できると思うんですけど、なんとキャベツがそのまんま小さくなった『プチキャベツ』なんです。

そのサイズはなんとプチトマトと同じくらい。

あのでっかいキャベツがプチトマトと同じサイズって、なんだか信じられないっていうか、かわいい感じがしますよね。

こんなかわいいキャベツがあったら料理も楽しくなるに違いありません。

それにでっかいキャベツは狭いベランダで育てるのはちょっと無理がありそうですが、このサイズのキャベツならベランダのプランターでも簡単に育てられそうです。

早速種を購入して育ててみることにしました。

芽キャベツの種

芽キャベツの種

でもって購入したのがこちらの種。『メキャベツ早生子持』です~。

って、芽キャベツってこんな風になるの!!!?

タワーみたいな形でちっちゃいキャベツがびっしり実ってます。

予想外の形態にびっくりです。お茶飲みながらだったら吹き出しちゃうレベルです(笑)。

普通のキャベツだったら、一つの株の葉っぱの中に1個キャベツができるイメージですが、芽キャベツはトウモロコシみたいにびっしりできるもんなんですね~。

そうそう、種の早生子持ってのは、「早生」ってのが「早く育つよ」って意味で、「子持」はたぶん「たくさん実るよ」ってことだと思います。

芽キャベツの種拡大写真

種の方はアブラナ科の植物の種らしく、ちっちゃい粒々をしてて、ごくごく普通の種みたいですね。かなりたくさん入ってるので、何年か使えそうです。

芽キャベツの栽培時期

芽キャベツの栽培時期

芽キャベツの栽培時期を確認しておくと、関東以南の場合、大体7月~8月に種まきをすると11月か12月には収穫が始められます。

種まきから4か月で収穫が始められて、冬を越して3月末まで収穫できるみたいですよ。

結構長い間収穫できるのもいいですね。

芽キャベツを実際に栽培してみた

それでは芽キャベツを実際に栽培してみた様子をさらっと振り返ってみましょう!

芽キャベツを栽培するプランター

まずは種まきです。

ベランダ菜園でプランターに種をまいたんですが、僕はいつもの土を使わない栽培方法でやってみました。

毎度おなじみの方法なので詳細は省略しますね。

種まきの方法や土を使わない栽培方法の詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。

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種まきした芽キャベツのプランターというわけで、種まきが完了したプランターの様子はこんな感じになりました。

そうそう、僕が種まきしたのは9月7日です。ほかの野菜もそうなんですが、だいたい秋野菜は8月に種まきするものが多いんですが、僕の場合は春夏野菜の収穫が遅れてなぜかいつも9月になっちゃうんですよね。来年から改善せねば(笑)。

さ~ここからはさらに早送りで見ていきますよ。

芽キャベツの成長過程

発芽した芽キャベツの種

種まきから10日ほどするとかわいい双葉がぴょこぴょこと出てきました。かわいいですね~。

本葉が出始めた芽キャベツ

さらに1週間ほどすると本場もでてきて、かなり茂ってくるので・・・

芽キャベツの間引き作業

間引き作業をします。

小さい苗や成長が遅い苗を間引くんですが、苗の数が多すぎて、もう間引くというよりガンガン収穫する感じですね。

間引いたものは超ベビーリーフ(まだとっても小さい葉っぱって意味です。)としておいしくいただきました♪

4株に間引いた芽キャベツ

そして4株に厳選された苗は秋空のいい天気の中ですくすくと成長をしていき・・・

丸い葉っぱの芽キャベツ

まるい葉っぱをおひさまに向かって広げ始めます。

大きくなった芽キャベツの株

10月の半ばにはこんなに大きくなりました。

芽キャベツの丸い葉

ここまで病気もなければ虫に食べられることもなく、秋野菜ってほんとに栽培が簡単だな~なんて思いながら朝日でキラキラ輝く葉っぱを楽しみます。

キャベツらしくなってきた芽キャベツ

そしてさらに1か月ほどして11月の半ばになると、こんな風にキャベツらしい風貌になってきました。

あ、この向きだとわかりにくいですよね。

向きを変えると・・・

キャベツらしくなってきた芽キャベツ

ほら、なんかキャベツっぽい形になってきたでしょ。

普通のキャベツだったら、この成長していく先端部分がまるくなってキャベツになるんですよね。

大きく茂った芽キャベツ

その後もゆっくりと成長を続け、さらに1か月たったクリスマスのころにはこんなにでっかくなりました。

ここまで毎日液体肥料を薄めたお水を上げてるだけで、特に手間もかからなければ花が咲くといったイベントもなく、ほんとにただ葉っぱが成長していくだけなお手軽具合。

ちょっと物足りないくらいですね(笑)。

なぜかうまく育たない芽キャベツ

下葉が枯れてきた芽キャベツ

12月になると下葉が枯れてきました。枯れた下葉はこうやってちぎって処分します。

そういえばすっかり忘れてたんですが、そろそろ収穫の時期なんでした。

芽キャベツは葉っぱの下の茎の部分に実るので、葉っぱをめくってみてみると・・・

芽キャベツが小さい

おっ!できてるじゃん!

いままで葉っぱに隠れてて全然気づきませんでしたが、ポコポコと芽キャベツができてます!

芽キャベツ

あれ?でも種のパッケージの写真とはなんか様子が違います。

ぎっしりどころか、ぽろぽろっと実ってる感じだし、なんだかサイズも小さい様子。

芽キャベツの形が変

しかもちゃんとキャベツの様に葉っぱが丸くなってないみたいで、見た目も多肉植物みたいでちょっと気持ち悪い気もしないでもないような・・・

こ、これはひょっとすると、失敗ってやつでしょうか・・・

やっぱり種まきが1か月以上遅かったから、寒さで成長が止まっちゃったのかな?

芽キャベツが元気に育つ栽培方法

水耕栽培キットの芽キャベツ

芽キャベツの生育がいまいちだったので、ちょっとがっかりしかけましたが、実はここで想定外の事が起こってました!

何が起こっているかというと、隣でトマトを栽培している水耕栽培キットに余った植栽スペースがあったので、芽キャベツを間引いたときの苗をこっちにも1本植え付けといたんです。

トマトが茂りすぎてて分かりにくいかもしれませんが、でっかい水耕栽培キットの右下のあたりに芽キャベツが育ってます。(左下の紫色の茎をしているのは水菜です。)

で、その芽キャベツなんですが、こんなことになってたんです!

たくさん実った芽キャベツ

じゃじゃ~ん!芽キャベツがいっぱい実ってます!

大きくなってぎっちり詰まった芽キャベツ

いや~、意外や意外。まさか同じ時期に同じように育てたのに、水耕栽培キットの方はこんなにばっちり育ってるなんて、ほんとにびっくりです♪

種のパッケージの写真みたいに、知っこいキャベツがぎっしりとトウモロコシみたいに実ってます。

ちなみに芽キャベツは葉っぱの枝が出てる付け根にできるみたいで、下葉をちぎった後の茎がピヨピヨ飛び出してるので、写真の様にその枯れた茎を取り除くと種のパッケージの写真と同じ感じになるってわけですね。

いや~、それにしても、芽キャベツの場合、水耕栽培キットの方が相性がいいみたいですね。

すぐ隣で栽培してたので、日当たりや温度も全く同じで、違うのは栽培方法だけなので、水耕栽培キットの方が成長しやすいのは間違いないみたいです。

芽キャベツの収穫

さあ、それではいよいよ芽キャベツの収穫です。

こうやって一個づつちぎり取りますよ。

ちりぎとり・・・

 

とれん!

結構しっかりとくっついてて、ふにゅにゅにゅ~っと力を入れまくってようやくとれるくらいです。

親指と人差し指の力だけじゃ負けてしまいそうになるので、女性の場合ははさみを使うことをオススメします(笑)。

芽キャベツをちぎって収穫する

僕は意地になって全力で引っ張ってなんとか収穫することができました(笑)。

じゃ~ん!かわいい芽キャベツが収穫でました~♪

収穫した芽キャベツ

そしてこちらが収穫した芽キャベツなんですが、コロコロしてて、とってもかわいいですね~。

ほんとにプチトマトくらいのサイズです。

芽キャベツはキャベツのミニチュア

しかもこんなに小さいのに葉っぱがしっかりと捲いてて、見た目といい、葉の表面の通夜といい、ほんとにキャベツそのものなんです。

中がどうなってるのか気になって葉っぱをめくってみたら、ちゃんとキャベツになってました。

超精巧なミニチュアみたいですね(笑)。

芽キャベツを料理に活用

寒いのでトマトベースの野菜煮込みに入れてみました。ぐつぐつと煮込んでる鍋にいれてもかわいいですね~♪

火が通るとこんな感じに仕上がりました。

さあ、どんな味がするのでしょうか。いっただきま~す!

食べてみると、やわらかい食感で、意外なことにホクホクしてました。

キャベツといえば、あのザクザク感のある歯ごたえか、とろとろに煮込んだ時の甘味をイメージする方が多いと思いますが、芽キャベツの場合はやわらかくてホクホクした感じなんです。

断面を見てもらうと、葉っぱの1枚1枚が別々というよりは全部が一体となってるような感じで、寒い冬のスープにピッタリの味でした。

見た目もかわいいので、子どもは大喜びすること間違いなしだと思います。

芽キャベツを育てるなら水耕栽培キットがオススメ

大きくなってぎっちり詰まった芽キャベツ

というわけで、予想外の実り方をする芽キャベツを1か月遅れで育ててみたわけですが、ばっちり収穫して楽しむことができました♪

収穫した芽キャベツは見てるだけでもかわいいですし、食べてもおいしいので、冬の食卓を楽しくするのに大活躍です。

栽培中は病気も虫もなければ花も咲かないのでちょっと退屈なくらいですが、逆に言えばだれでも簡単に育てられるってことなので、手間をかけずに野菜を栽培したい方は一度試してみてください。

そうそう、普通にプランターで育てるより、水耕栽培キットで育てる方がばっちり育ってくれるのが分かったので、育てるなら水耕栽培キットがおすすめですよ♪

役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!

芽キャベツは先端部分も収穫できる

そうそう、収穫のあとも芽キャベツは成長を続けてたんですが、先端部分もキャベツっぽい感じになってきたので気になってたんです。

ほら、キャベツっぽくなってるでしょ。

ひょっとしたら、ここも食べられるじゃないかと思って収穫してみたら・・・

春キャベツみたいに巻きの緩いキャベツになってました♪

ほかの野菜と一緒にグリルしてみたら、甘くておいしかったので、茎にびっしりつく芽キャベツだけでなく、先っちょの部分も収穫できるので忘れないように楽しんでくださいね♪

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