アライグマの様にお洗濯にいそしんでるまあくんです。前回の記事に続き、いよいよビジネス用の革靴をバシャバシャと水洗いして、汗も汚れも綺麗さっぱり落として、メンテナンスのワックスを塗り込む様子を詳しく紹介します!果たして革靴は無事に水洗いできるんでしょうか~?
前回の革靴を洗う下準備の記事を読んでない方はこちらからどうぞ
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革靴を自宅で洗う方法
まずは洗面ボールにいっぱいの水を張ります。
そしていよいよ革靴を水に浸すわけですが「本革を濡らしちゃってもいいのかな~」って迷いが。。。
革靴を洗うのは2回目なんですけどやっぱりちょっと怖かったりするんですよね~。
でもそんな不安に負けてたらいつまでたっても革靴は洗えません!思い切って「バシャッ」とやっちゃいます!
革靴全体をしっかりと水に浸す
中途半端にやると革にシミがつくかもしれないので全体をまんべんなく水で濡らします。
水につける前は結構ドキドキしましたが、一度つけてしまうと意外と大胆になって、しっかりと湿らすことができました。
石鹸で革靴を洗って汚れを落とす
革靴の外はもちろん、内側の汗もきれいに洗い落としたいので石鹸を使って洗います。
革靴を洗うための専用石鹸
あとで分かったんですが、普通の石鹸だと、皮の油分まで洗い落としてしまってカピカピになる可能性があるので、革靴洗い専用の「サドルソープ」という石鹸がおすすめです。
革専用の石鹸なので、皮の皮脂を落とすことなく汚れだけ落としてくれるそうですよ。大事な革靴を長く使うためにも、サドルソープを使いましょう。
※今回はサドルソープの存在を知らなかったので、私は普通の石鹸を使ってます。
よく泡立ててから靴に泡をのせる
しっかりと石鹸を泡立ててモコモコの泡を作ったら革靴にのせていきます。
本革の靴が信じられない様な泡まみれの状態になっていますね(笑)。
ブラシで汚れを優しく丁寧に洗う
事前に靴の表面のホコリや泥はある程度ブラシで落としてあるので、あとは革とソールの間の埃汚れや裏側の通気穴の部分、そして靴の内側と、乾いたままではホコリや汚れが取れなかった部分を順番にブラシで洗っていきます。
ごしごしやると革が木津ついてしまうので、あくまで優しく優しくこすって隙間に詰まった埃や泥汚れを落としていきます。
靴の中は結構洗いにくかったりもしますが、汗汚れをとりたいので頑張って丁寧い洗います。
中敷きも泡で洗います
予想外に埃で汚れてた中敷きも泡まみれにして洗っていきます。ここは特に汗汚れだけでなくホコリ汚れもすごかったので、それはもう念入りに洗いましたよ。
革靴の洗濯に夢中になってきた
泡を付けて洗濯しはじめてから約15分。気が付くと腕をあわまみれにして夢中で洗ってました。
やっぱり私は根っからのお洗濯好きの様です。きっと前世はアライグマだったに違いありません(笑)。
石鹸の泡をしっかりと水ですすぐ
泡で洗い終わったら流水で泡をすすぎ落とします。
この瞬間っって気持ちいいですね~。
革靴が綺麗になってる実感がわいてきてちょっとテンションが上がってきます♪
靴の内側は手が届かないところもあるので特に丁寧にすすぎます。
例の通気孔の部分の網のところに取りきれなかったホコリが残ってるので特に念入りにすすぎました。
革靴のお洗濯&すすぎ完了!
というわけで全部きれいに洗濯できました~!
さっきのアワアワで気分的にはすでにすっきり感満点ですが、 これで終わりじゃありません。洗濯はまだ続きます!
バルコニーで革靴を陰干しします
今度は乾燥です。バルコニーの日陰に綺麗に並べて干します。直射日光を当てるとよくないらしいので、一日中直射日光が射さなくて風通しのいいところいならべました。
一晩バルコニーに置いといたらすっかりかわしてました。
多分通気タイプの革靴なので早く乾いたんでしょうね。普通の革靴だったら内側が乾くのにもう少しかかると思います。
その場合は新聞紙なんかを入れて早く乾燥するように工夫するといいですよ。
洗い終わった革靴の様子
おやっ?陰干しを一晩したら なんだか表面が白っぽく乾いたみたいになってる気がします。。。
艶もなくなってるような気もするし、石鹸とブラシでゴシゴシ洗いすぎちゃったんでしょうか?
バンドの穴のところなんか完全に白くなってますね。こりゃ革の油分が洗い落とされて傷んじゃったのかもしれません。ちょっとヤバイ気がしてきました。。。
皆さんにはさっき紹介しましたが、革専用のサドルソープを使わないと、こんな風に革の表面の皮脂まで洗い流してしまって潤いがなくなり、白くカサカサしちゃうみたいです。
まずい、やらかしちゃったかも。。。
革製品専用のワックスでリカバリー
でも大丈夫です!こんな時に頼りになるのがこちらのラナパーのレザートリートメント。
以前も古くなった革製のバックをピッカピカによみがえらせてくれた優れものの革用のメンテナンスクリームです。
これなら白っぽくなった革靴もなんとかなるかもしれません。
ワックスをスポンジで革靴に塗りこみます
このワックスは革製品だった何でも使える便利なものなんですが、こうやってスポンジにワックスを取ってから・・・
革の表面に塗り込むだけでいいんです。
クリームは夏のせいかちょっと柔らかめになってたので、滑らかに伸びて塗りやすかったです。
ムラにならないように薄~く伸ばせました。
革専用ワックスでツヤツヤに!
おお~!クリームを塗っていくと白っぽく乾いたみたいになっていたところが、みるみるつややかになっていきます。すんごい効果ですね!
塗ってるとこと塗ってないところを見比べると効果が一目瞭然。
正に魔法のワックスです。
あんなに白くなってた穴の部分もこんなに黒々つやつやになりました!
う~ん、塗ってて気持ちいい!
お掃除やお手入れって、こんな風にビフォーアフターで見違えるように綺麗になるからこそやる気が出るんですよね。新品の時よりも綺麗になったんじゃないかなって思えてきました♪
というわけで約5分。レザートリートメントを塗ってあげたらピッカピカのつやつやになりました~!
いや~、一時はどうなるかと思ったりもしましたが、ほんとに大成功ですね。
ワックスが洋服についたらこまるので、最後に念のためから拭きして仕上げをしておきます。
意外と簡単に革靴を洗えた!
あとは通気用の中敷きも元に戻して革靴のお洗濯完了です!
革靴を水につけるときと乾燥後の白っぽくなったときにちょっとスリルがありましたが、あとは楽しく洗濯することができました。
思った以上に簡単にできるので「夏は革靴がむれちゃって」なんて感じてる方は試してみる価値ありですよ。
あっ!それから革靴によっては洗濯したら傷んじゃうものもあったりすると思うので、そのあたりは自分で洗ってもいいか判断して後悔しないように洗濯にチャレンジしてみてくださいね。
洗濯後の革靴の履き心地は?
気になる洗濯後の履き心地ですが、これまた爽やか!
ちょっと不思議なんですけど、靴下越しの感覚がすべすべっていうかさらさらっていうか爽やかな感じがするんです。
この感覚は実際に試してみないとわからないと思うので、ぜひ革靴の洗濯にチャレンジしてみてください♪
きっと洗うこと自体も楽しめますし、洗濯後の革靴の心地よさにびっくりすると思いますよ。
役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報
革製品をピカピカにしてくれるワックス
洗濯をしたときはもちろん、革製品のお手入れに大活躍してくれてるラナパーのレザートリートメント。
優れもので私は革靴やバックに愛用してます。気になる方のためにリンクを載せておきますね。
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●ピカピカに磨けるクロスとセットになってるのもあるよ
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レザートリートメント(ラナパー)100mlスポンジ1個付
コメント
コメント一覧 (4件)
ケンケンさんこんばんは~。
なんと!塩だったんですね!!
革靴に塩が入ってるのは全然知りませんでした~。
謎が解けてすっきりした上に、対応方法も教えてもらってとっても嬉しいです♪
ありがとうございま~す(@^^)/
革が白くなるのは…
それ、塩なのです。
皮を鞣して、皮革製品は作られるのですが、
鞣し工程の前に、皮は塩漬けにされてるのですよ。
その塩が、革を水に濡らす事によって、革の表面に染み出てくるものなのです。…雨の日に革靴を履いてそのまま乾かすと革底に近い部分が地層の様に白くなる場合があるのは、革から出た塩分が徐々に乾いていく過程で濃度が高くなって、最後に乾いた部分に塩の痕跡が残るのです。
クリームを塗る前に、硬く絞ったタオルで表面を拭いてからが革を傷めずベストですよん。
まるこさん
え~!やっぱりそうですか。石鹸かすか革が乾燥してカサカサしてるかのどっちかだと思ってましたが、石鹸カスは洗っても落ちないのはショックですね。
次回はちょっと工夫を考えてみますね。情報ありがとうごまいま~す(^_^)/
白いのは石鹸カスだと思います。どんなにすすいでも、残ってしまうんだそうです。
洗濯だと、石鹸かすを中和するために、仕上げにクエン酸を使うそうですが、革はどうなんでしょうねぇ…