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写真撮影にオススメ!福井の名勝『養浩館庭園』(旧御泉水屋敷)!駐車場情報付

ブログを始めるきっかけとなった方たちに1年ぶりにお会いして、さらにやる気いっぱいになったまあくんです!何かをする時に応援してくれる仲間がいてくれるっていうのはほんとに心強くて嬉しいものですね。さて、今回はそんなイベントのついでに訪れたとっても素敵な数寄屋風建築のある庭園をでご紹介!

福井の名勝『養浩館庭園』(旧御泉水屋敷)

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今回訪れたのは福井駅から徒歩15分の場所にある「養浩館庭園」。現地に行くまで読み方に確信が持てなかったこの庭園は「ようこうかんていえん」と読むそうで、地元の人でさえあまり知られていない様子。ほんとに名勝なのかな~と思いながらも入ってみるといきなりこんな趣深いシーンが出迎えてくれました。

期待が膨らみます

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塀に囲まれた洗い出しの床の通路を抜けて建物に入ってみるとボンボリの静かな明かりに照らされた暗めの玄関。京都みたいな古いけれど格式や厳かな感じのする空気を感じます。

部屋に入ると明るくて気持ちいい座敷が!

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玄関をぬけて部屋にはいってみるとこんな素敵な座敷と庭が広がってました!蔀戸(しとみど)と呼ばれる窓の向こうには一面の庭園と大きな池。水面から反射する光が座敷の天井で揺らめいていて幻想的な感じです。部屋に入ると思わず「おお~っ!」とため息が出るくらい素敵です。

軒と障子にあたる光がとっても綺麗

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写真だとちょっと分かりにくいかもしれませんが水面で反射した光が障子にも当たっててゆらゆらと移ろう様子は座ってみているだけでなんだか癒されてきます。昔の方は自然をうまく取り入れた設計をするのがほんとに上手ですよね。

さらに続く開放的な和室

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左手を見ると開放的な和室がさらに続いています。欄間が抜けていて天井がつながっている事と、外にひらいているせいかお部屋がとっても広く見えますね。ふすまや障子がランダムに並んでる感じも一見ラフなようにも感じますが、緑が適度に見えて気持ちいい風が入ってきます。

精巧な欄間が特徴の御座ノ間

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この趣深い座敷は藩主の座が設けられていたことから「御座ノ間」と呼ばれているそうで、書院の上に設置されている欄間は桑の1枚板に麻の葉模様を透かし彫にした素晴らしいものだとか。解説だとなんだかよくわかりませんが、とっても綺麗ですごいなっていうのはすぐ分かりました(笑)。

障子の間から見える景色を意識した設計

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この屋敷はいたるところにこんな開口があってとっても開放的。しかも開口の向こうには必ず素敵な景色が見えるように計画されていて、まるで庭の綺麗な部分だけを切り取って見せているみたいなとっても贅沢な手法が使われていました。これも日本の『おもてなし』なんでしょうね。

蒸風呂発見!

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さらに進むと「御湯殿」と呼ばれるお風呂がありました!この部屋の中にある曲がった屋根の箱の中で昔の人はサウナみたいなお風呂に入ってたみたいですね。部屋の床も斜めになってて、体を流したらお湯が排水できるようになってました。それにしても水回りが普通の板張りっていうのはすごいな~。

御月見ノ間

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正面の窓は雲窓と呼ばれるもので、池に映る残月を見るための窓。畳に座って棚に肘をつきながら月の影を眺めるなんて素敵すぎますね。私も建築に携わっているのでいつかそんな趣深い設計をしてみたいな~。ちなみに床の間の右には螺鈿細工(らでんざいく)と呼ばれるとっても綺麗な脇棚があります。写真はもちろん言葉でも表現しにくい不思議で素敵な細工だったので是非ご自身の目で確認してみてください♪

庭園も散策できるよ

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今度はお庭散策です。数寄屋の前に広がる大きな池をぐるっと回れます。右手前に映っているせせらぎをわたる橋はなんと一枚岩でできてるそうです!日本でも最大級のサイズらしく、江戸中期に造られた庭園にこんな工事がされてるなんてほんとにすごいですね。

季節感のある風情のある小道が続く

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こんな情緒ある小川や橋のある庭の景色が続きます。次はどっちの小道へ行ってみようかなって感じで散策してるだけで気分が落ち着いてきて、普段忙しい方はリラックスにもいいと思いますよ。

石段を下りていくと

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綺麗な庭園に突如現れるゴツゴツした石段。笹に囲まれてていざなわれるように下りて行ってみると・・・

池の対岸に佇む「清廉」

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石段をおりていくとこんな小さな清廉と呼ばれる庵がありました。特になにかすごいものが安置されているわけでもなく、質素なつくりのこの庵は季節の風を感じながら瞑想とかできそうです。

紅葉も楽しめるよ

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そんなに派手に紅葉しているというわけではありませんが、庭ではこんなもみじの紅葉も楽しめます。日本の庭といえばやっぱり新緑か紅葉ですよね。

秋らしい奇跡がおきました!

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清々しい秋を知らせるみたいな感じで黄金色の落ち葉が舞ってます。。。
と映画のワンシーンの様な写真ですが、実はこれ、クモの糸に引っ付いた葉っぱがゆらゆら揺れてたんです(笑)。この庭園にいるとそんな葉っぱまでも輝いて見えるから不思議ですね。ちなみに写真の手はここに案内してくれた福井の面白くて心優しい友人の手です。

間違いなく福井の名勝でした!

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というわけでいろいろ紹介してきましたが、ここは間違いなく正真正銘の福井の名勝でした。庭園もさることながら池に面したこの書院造風の建物がほんとにすばらしかったです。癒しを求めて訪れるもよし、季節ごとに散策するもよし、写真撮影のスポットとしても最高だと思います。デジカメのレビューをしたいブロガーさんにもぴったりだと思うので是非一度足を運んでみてくださいね。
あっ!それから「福井に住んでるけど行ったことがない」ってあなた!遠くからでも行きたくなるくらいの素敵な場所なので必見ですよ♪

役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!

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こういう場所に行く時に気になるのが駐車場。養浩館庭園自体に専用駐車場はなかったのですが、すぐ隣にある福井市立郷土歴史博物館の駐車場は無料で駐車できます。庭園はこの郷土歴史博物館が管理しているので安心して庭園を楽しんでくださいね。

●名勝養浩館庭園(級御泉水屋敷)
●開園時間 9:00~19:00(3月1日~11月5日)
●9:00~17:00(11月6日~2月末日9
●休園日 12月28日~1月4日
●入園料 大人210円(15歳以上)
●中学生以下は無料
●交通案内
JR福井駅から 徒歩で約15分
福井ICまたは福井北ICから車で約20分
●住所 〒910-0004
福井県福井市宝永3町目12-1
TEL0776-21-0489

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