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夜桜撮影に最適なお花見スポット!曇りでも桜を綺麗に撮るコツもご紹介!

急に暖かくなって気が付けばもうすぐ4月。変わりゆく季節に戸惑ってるまあくんです。4月といえば桜のお花見の季節。私は毎年夜桜の撮影を楽しむことにしています。そこでちょっと気が早いかもしれませんが、桜の撮影にピッタリの京都のオススメ夜桜撮影スポットと撮影のコツをご紹介!

桜って撮影が難しい

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満開の桜みると気分が晴れ晴れとしてすっごく気持ちいですよね。お花見だとお酒の力も手伝ってとっても開放的な気分になります。でもその絶景を写真に撮ろうとすると結構難しかったりします。桜はとっても優しいピンク色っていうかほとんど白に近いので、デジカメでパチャッと撮ったらだいたいこんな感じになります。
う~ん。実物はもっと綺麗なのにな~て思ったことありませんか?

曇りの日はさらに難易度があがります

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晴天ならまだいいのですが、ちょっとでも曇ろうものならさらに難易度が上がります。なぜなら空も真っ白だから。桜もほぼ白いので同化しちゃってなんとも味気ない写真になるんです。しかも露出を相当上げないとグレーかかった写真になってとっても残念な結果に終わります。

そんなときによくつかわれる桜を綺麗に撮る方法

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そんな桜を綺麗に撮影するときによくつかわれる方法がこちら。暗いものを背景にもってきて桜を引き立たせる手法です。これだと桜の淡い色が引き立ってとっても綺麗です。京都のお寺が黒いのはこのためでしょうかね(笑)。でもこの手法は比較的桜の量が少ない画面構成に向いている手法で、画面いっぱいに満開の桜を表現することはできません。

他にも桜をきれいに撮影するこんな手法もあるよ

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それからこんな手法もあります。桜をアップで撮影し、背景をぼかしてたくさんの桜も表現する方法です。これも写真展などでよくみられる手法で、桜の花の形と満開のイメージが両方表現できるのでオススメです。「でもやぱり満開の桜をばっちり表現したいっ!」って方の為にとっておきの方法をご紹介します!

突然ですが京都の二条城へやってきました!

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満開の桜を画面いっぱいに綺麗に写したいって思いを胸にやってきたのは京都の二条城。太陽が落ちて夕闇が広がる時間帯は平安時代を思わせます。高い塀の向こうに見えてる松の木や星、雲をみてると忍者が出てきそうですね(笑)。

厳かな感じの塀に沿って歩いて行くと

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なんかすっごい近寄りがたいというか厳かな感じのする塀を横目に砂利敷きの道をあるいていくと。。。

いきなり一面桜満開の景色キタ~!!

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見てくださいこの景色!!目の前が桜でいっぱいです!しかも桜がトンネル状になっていて、右も左も桜です。そしてどこまでも続くかの様な奥行き感!これは写真ではちょっと表現しきれないくらいの迫力で、観客がみんな「おお~っ!!すげ~!」とため息を漏らしてました。ちなみに写真の桜はソメイヨシノで約200本もの桜が植えられているそうです。

夜景なら画面いっぱいの桜が綺麗に撮りやすい!

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桜の撮影のコツを紹介するはずが、二条城の感動体験記になってしまいましたが、とにかく二条城の夜桜の迫力は桁違い。しかもここならだれでもこんな大迫力の画面いっぱいの桜が撮影できるんです。夜は当然背景が闇なので淡い色の桜が引き立ちます。しかも、夜なら晴れてても曇ってても関係ない!これってほんとにすごいことで、雨以外なら天候に左右されることなく綺麗な写真が撮れます♪

さらに進むとこんなスポットもあるよ

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さらに二条城の桜のトンネルを抜けていくとその先にはこんな立派なしだれ桜があります。何百年も桜を咲かせ続けてきたかのような貫録を感じさせる見事で巨大な桜は圧巻で撮りごたえ満点です。

手振れが面白い効果をだすこともあるよ

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夜の撮影で注意が必要なのが手振れ。普通は手振れしないようにするのが常識ですが、夜桜撮影では思わぬ効果を出してくれることもあります。上の写真は完全にぶれてますが、風で桜の妖気が広がってる様にみえたりしてとっとも幻想的。下の写真は空の鏡にしだれ桜が写り込んだみたいに見えて面白いですよね。夜桜の撮影はこんな予想外の効果が得られたりするんです。

もちろん手振れを抑えてしっかり撮影してもOK

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もちろん手振れを抑えてしっかり撮影すればこんなに凛とした美しい桜を撮影することもできます。好みや目的に合わせていろんな効果を取り入れた撮影ができるのも夜桜撮影の楽しみですよね。それからホワイトバランスを調整すると桜の色も自在に調整できるのでいろいろ試してみましょう。

ちなみに明るい時間だとこうなります

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大迫力のしだれ桜ですが、明るい時間に撮影するとこうなります。ほぼ同じアングルで撮影してるんですけど、同じ桜とは思えませんよね。薄曇の夕方だったこともあり、空は真っ白。桜が暗く映ってしまった残念な例です。

ホワイトバランスもいろいろ試してみよう

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上の写真はホワイトバランスのモードを変えて撮影してみたものですが、夜の撮影は昼間以上に照明の効果が大きくでるのでホワイトバランスの調整はしっかり行いましょう。たいていは「曇り」のモードにすると濃い色の彩度が高めの写真、「電球」のモードにすると爽やかな白い写真が撮れます。写真に詳しい方にとっては常識ですが、初めての方は他にもいろんなモードがあるのでいろいろ試してみて好みや目的によって使い分けましょう。

撮影の後はあったかい食事を

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夜桜撮影で注意がいるところといえば夜の寒さです。春であったかくなっても朝晩は冷え込むなんてことも多く、風の強い日は特に体が芯まで冷え込んだりします。桜の壮大な景色や撮影に夢中になってると寒さに気付かないなんてこともあるので、撮影後はあったかいおいしいご飯を食べて元気になりましょう。ていうかその前にしっかり防寒対策してお出かけを(笑)。

役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!

二条城の夜桜ライトアップの見頃はいつ?

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さて、夜桜撮影にぴったりのオススメスポットとして二条城を紹介しましたが、ここの桜の見ごろはほかのスポットよりちょっと遅めに行くのがポイントです。理由は分かりませんが、京都の大方の桜が見頃になった数日後に満開になることが多いようです。ちなみに私は例年4月5日~8日くらいに訪れています。それから開園すぐの時間はまだ明るくて雰囲気がでないので、暗くなる19時くらいからがオススメです。
(二条城桜のライトアップ受付時間は18:00~21:00です。)

人混みのない夜桜撮影スポットはこちらがオススメ

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二条城は人も多く、三脚も禁止になっているので、もっと腰を落ち着けて夜桜の撮影に没頭したいって方はJR甲子園口近くの桜スポットもオススメです。夜はほとんど人もいなくて写真の様な幻想的な写真がとれたりするので是非お試しを。

オススメスポットの詳細はこちら →『隠れスポットで夜桜の撮影をしてみた!』

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