写真撮影に最適な京都のオススメ紅葉スポット!見ごろ情報付

ここ2週間ほど超大忙しのまあくんです。各地へ出張したり事務所で仕事して深夜のタクシー帰りになることもあったりしてもうへとへと。これはちょっと息抜きが必要!というわけで現実逃避の為に毎年恒例の紅葉撮影計画を立てることにしました。去年撮った写真を見返してたら綺麗すぎて自分でもびっくりしたのでちょっとご紹介!これから京都の紅葉狩り計画をたてようって方は是非参考にしてくださいね。

私のお気に入り紅葉スポット!京都の真如堂

真如堂入口

こちらは京都でも有数の紅葉スポットでありながら意外と知らない方が多い真如堂というお寺。前回新緑がとっても綺麗ってことでご紹介したところです。

新緑の記事はこちら →『京都の新緑を撮影してみた!真如堂編』

昔話にでてきそうな3つの道があるよ

分かれ道

この真如堂の面白いところは山門をくぐるといきなり3つの道に分かれてること。どれを選んでも最終的にはお堂にたどり着きますが、景色は三道三様。昔話の様にどれかが外れってことはないので、行きと帰りで違うところを通ってみるとかぐるっと回ってみるといいですよ。

右側の道は迫りくる紅葉のグラデーショントンネル!

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中央の道は階段の向こうにお堂が見えていてだいたい予想がつくんですけど、もっともオススメなのは右側の道。こんな光景が広がってました!思わず『おお~っ!』って声が出ちゃいます。鮮やかなもみじが燃えるように紅葉してて、葉っぱに光が透けてグラデーションが綺麗です。しかも下には一面のもみじの絨毯!モミジだけでなくやイチョウが混ざってて素敵なテクスチャーを織りなしてます。まだ拝観料も払ってないのにこんなに楽しませてくれるなんてなんて太っ腹なお寺なんでしょう(笑)。

一面の紅葉の落ち葉と竹垣

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こうやって一面に広がった落葉のもみじを撮影すると日本の秋京都って感じがして趣深さも満点です。竹垣と紅葉の色が補色になっててバランスのとれた写真が撮影できますよ。

紅葉の拡大写真がオススメ

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ここは落ち葉の拡大撮影にも最適のスポットです。写真の様に赤いもみじだけでなく黄色いイチョウが混ざってたり、下草の緑がちょっとだけのぞいてたりしてカラフルな写真が撮影できます。カメラの設定で彩度を上げて(鮮やかモードとかで)撮影するとプロが撮影したポストカードみたいな写真も撮れますよ♪

上を見上げて撮影してみたら

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上をみて撮影してみたらこんな写真が撮れました!もみじの葉っぱが光を通して赤やオレンジに輝いてます。平安時代の方はこんな様子をみて「燃ゆるもみじ」とか「錦を織りなすごとく」とか表現したみたいですけど、何百年もなってももみじの綺麗な様は変わらないんですね。黒い木の幹はアングルによっていろんなシルエットが出せるのでいろいろ試してみると面白いですよ。

左の道を行くと

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ちなみに左の道を行くとこんな景色が広がります。右の道と同じように見えるかも知れませんが、こちらはどちらかというと庭園の様な雰囲気で落ち着いた感じの写真が撮れますよ。

まだまだ真如堂の本堂には入りません!

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3つの道のどれかを進むと本堂にたどり着きますが、その前に本堂の裏側も探検しておきましょう。紅葉いっぱいの裏庭にはこんな小さなお堂のある景色が広がっていて、無料でいろんな景色を楽しむことができます。

石畳の道を歩いてぐるっと回れるよ

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紅葉の絨毯と木々の間を抜ける石畳の道がつづいているのでぐるっと1周回ってみたら気分はもう平安時代の貴族(笑)。紫式部や清少納言になったつもりでゆっくりとした時間が過ごせました。写真を撮っているとついつい綺麗な景色に夢中になってシャッターを押しまくりってことになりやすいんだけど、ここではちょっと心を落ち着けてゆったりした時間を過ごすことをお勧めします。

絶妙のタイミングで三毛猫登場

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このお堂のいいところ。それは写真撮影を盛り上げてくれる被写体がふんだんにあることです。紅葉ばかりの撮影に飽きてきたころに登場してくれたのがこちらの三毛猫ちゃん。私の近くにきて日本の秋にピッタリのポーズをしてくれました。悦妙のタイミングで登場してカメラ目線じゃないところがプロですね(笑)。

そしていよいよ本堂へ突入!

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本堂で仏様にご挨拶をした後500円の拝観料を払って本堂へ入ります。すると遭遇するのがこの景色。高覧から望むもみじ庭園です。実はこのもみじは先ほど見た裏庭のもみじなんですが、こうして高覧の柱越しに見ると全く違う景色に見えますね。

私のオススメアングルはこちら

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高覧を正面から見ると。丁度観光客が見えなくなり、大きく広がったもみじの木を切り取るピクチャーウインドーの様な写真が撮れました。建築系の方はこういう写真が好きなんじゃないでしょうか。ここなら裏庭にいらっしゃる観光客もちょうど高覧の下に隠れて見えなくなるのでお勧めです。是非試してみてください。

他にも撮影スポットいっぱい

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ここはお堂の周り中がもみじでいっぱいなので、ほかにも撮影スポットはいっぱい!私が気付かなかった発見もいっぱいあると思うので、ぜひ時間をたっぷりとって探検してみることをお勧めします。

撮影目的なら朝か夕方の薄曇りの日がオススメ

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ちょっと意外なんですけど。晴天で太陽の強い日差しがさしている時よりもほんのり薄曇りくらいの方が綺麗で繊細な紅葉の写真が撮れました。光が強いと影が強く出すぎて繊細なもみじのグラデーションが分からなくなるので、雲に太陽が隠れた瞬間とかを狙って撮影すると素敵なもみじ写真が撮れますよ。

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役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!

見ごろの時期は11月末が最適

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葉(こうよう)の具合はその年の気候にも左右されますが、私の経験からすると真如堂の場合は11月30日ぐらいが紅葉の最適時期です。見ごろのお知らせサイトもありますが、意外と当てはまらなかったので11月末を優先する方がよいと思います。ちなみに上の写真は11月23日の様子。1週間違うだけでこんなに違うんですね。

真如堂へのアクセスはこちら

住所:京都市左京区浄土寺真如町82
拝観時間:9:00~16:00
アクセス:
●京都駅より京都市バス(鳥丸中央出口)乗場A1より5系統 または乗場A2より17系統(約40分)
●阪急四条河原町駅前 京都市バス5系統または17系統(約20分)
●タクシー京都駅から約25分、約1500円程度

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 福井のひできさん
    そうなんです。京都の景色にはやっぱりネコですね(^^)
    しかも演技力抜群のネコでしたよσ(^_^;)

  • この紅葉見たら心も癒せますね❣
    でも、猫ちゃんが一番よかったかも?

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